森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年10月24日

海外ボランティアとして働く選択肢もある

日本国内で働くのもいいけれど、グローバルな視点で多くの人の役に立ちたいと考えていませんか。薬剤師の資格を生かして海外で働く選択肢の一つに、海外ボランティアとして働く方法があります。もちろんそれ以外でも海外で働く方法はありますが、海外でボランティアをすることによるメリットやデメリットを理解することは重要です。

資格を生かして海外ボランティアとして働く方法は

資格を生かして海外ボランティアとして働く場合、複数の方法が存在しています。具体的にどんな方法を取ればいいのか、気になる人は少なくありません。複数の医療関係で派遣されることとなるため、どの団体を選んで働いたらいいのかを確認してから申し込むことが重要です。

働く場所によっては激務も予想されていますが、どの程度の規模で働きたいのかを考えて行動することで、自分が進むべき道は見つかります。派遣先の国や団体により仕事内容は大幅に異なるため、どんな働き方をしたいのかをよく考えて決めてください。

海外で日本のスキルを活かして薬局を作るためのサポートをする仕事や、難民などの調剤や服薬指導をすることなどやるべきことはいっぱいあります。各団体のホームページを確認し、納得してから実行することが重要です。

海外ボランティアとして働くメリット

自分の知識やスキルを活かして多くの人の役に立てることが最大のメリットです。薬剤師として働くことは、調剤薬局で働いているだけのイメージを抱いている人も少なくありません。しかし、実はできることがいろいろあるため、海外で働くことにより、理解できるようになるでしょう。

また、海外で働くことで必然的にバイリンガルとなることができます。海外でコミュニケーションをとることでその土地の言葉や風習を覚えていくことになるため、日本にいては経験できない体験をすることができるようになります。

海外での人間関係の輪が広がるため、日本だけではなく多くの人と交流を持つことが可能です。日本の良さを理解することができるのもポイントといえるでしょう。

海外ボランティアのデメリットとは

日本のようにいつでも物資が供給されているわけではありません。ある物を使ってできることを最大限にやらなければならないため、必然的に現地である物を調達して治療や服薬指導を行わなければならないこともあります。

また、給料が圧倒的に少ないため、理解して働くことも重要です。ただし、海外でお金を使う機会がほとんどないところもあるため、働き方によっては貯金ができる可能性もあります。生命や性的な危険、人種差別に遭う機会も圧倒的に多いため、精神的にタフにならざるを得ません。

また、海外で働いている期間は日本に戻ることはできませんので、家族や友人がなくなってしまう可能性があることも理解してください。

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