森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年10月24日

つらい部分を改善する方法はあるのか

薬剤師はつらい仕事といわれていますが、どんな部分がつらいのでしょうか。また、改善する方法はあるのでしょうか。確認しておくことで仕事に就いた時にトラブルをできるだけ少なくすることができるため、参考にしてください。

仕事のミスは決して許されることはない

基本的な仕事は調剤であるところがほとんどですが、医師の処方箋の通りに行えば問題ないとされています。しかし、医師の処方箋はミリグラムやミリリットルといった非常に繊細な単位であるため、少しでも誤差が出ないように注意しなければなりません。

万が一ミスをして少しでも多く・少なく処方してしまった場合、薬の効果を実感できないことや過剰に摂取したことで副作用が出ることも少なくありません。そのため、慎重に慎重を重ねて調剤しなければなりません。処方箋は何度でも目を通して、誤差が内容に慎重に対応することが重要となります。

特に忙しい時にはミスをしてしまわないように、忙しくても計測を何度か繰り返してから患者に渡すことが重要です。

コミュニケーションをとることが得意ではない

調剤薬局をはじめとしてドラッグストア、病院薬局などでは多数の患者との対面によるコミュニケーションを必要としています。コミュニケーションを適切にとることで患者の状態を正確に把握することができるだけではなく、コミュニケーションを取りながら服薬指導を行うことも多いため、適切に対応することが必要です。

普段から対面によるコミュニケーションをとるのが苦手な人は少なくありませんが、少しずつ慣れるように努力をすることが必要となります。例えば質問をして答えたことを繰り返すなど、相手が少しでも話しやすいようにすることで徐々に話をすることに慣れていくはずです。

また、新人研修の時に先輩のコミュニケーションの取り方を見て、参考にするのもいい方法です。

薬局以外の仕事を任せられることが多い

職場の中にはドラッグストアのように、薬局だけではなく別の業務を任せられることも少なくありません。別の業務をしていて残業をしなければならないことも多いといわれています。残業をしなければならない職場がつらい場合は転職をすることも選択肢の一つですが、今の職場は給料がほかの所よりも良いため、もっと頑張りたいと考える人も少なくありません。

業務内容がよくわからなくてつらいのか、仕事内容を覚えきれなくてつらいのかによって対処方法が変わります。業務内容がよくわからない場合には先輩やほかの社員に質問をしてみましょう。

仕事内容が覚えきらないほど多様でつらいのであれば、仕事の内容を少し減らしてもらえないか相談することも選択肢の一つです。

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