森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年04月24日

薬剤師の転職と年齢制限について

薬剤師は国家資格を持ち、需要の多い職業ですが、転職する場合の年齢制限に関しては、注意する必要があります。この職業では、調剤薬局の他に病院やドラッグストア、製薬会社など、さまざまな職場で需要がありますが、年に関する制限はそれぞれの場所によって違うので、自分の希望するジャンルに関して良く調べてみることが大切です。

職場探しでは応募条件に気をつけましょう

薬剤師の求人を行っている場所はたくさんあります。その中で最も需要が多いのが調剤薬局ですが、調剤に関しては年を重ねて体験を増やすことがスキルアップにつながりやすいので、基本的には年の制限がないところが多いはずです。ただ、この場合には薬局の規模やオーナーのポリシーによって条件が変わってくるので、注意する必要があります。さらにこの職業では、病院に移ることも考えられます。そして、病院の場合には20代での転職が多く、30代を過ぎると実績や技術などが求められる場合が多いと考えられます。また、ドラッグストアでは基本的に年齢制限はありませんが、調剤室を併設してあるところも含めて、雑用をすることになる可能性があるので、それでも良いかどうかをじっくりと考えた方が良いでしょう。

会社勤めの場合の年の制限について

この職業では製薬会社や健康食品会社、化粧品会社などの企業に就職することがあります。そして、このような会社では研修制度があるので、それほどの経験や技術を持っていなくても、大きなマイナスにはならないはずです。また、最近では製薬会社からの依頼により治験を行う、治験受託会社の求人も増えています。このような職場では未経験も可というところがたくさんありますが、この場合には30代半ば位までという制限があることが多いので、年に関するチェックはしっかりと行うことが大切です。なお、会社の場合は託児所を設けるなど、特に幼い子どもを持つようなお母さんの世代を重視したことを行っていることも多いので、若い世代で興味のある人はこのような会社を就職先に選ぶのも良いでしょう。

職場を移る際に年に関して考えることについて

職場を移る場合に自分の年で大丈夫かと考えて、少し不安になるのは当然と言えます。若ければ経験のなさが心配になる可能性がありますし、40代や50代では年の制限がなくても、他の若い同僚と上手くやっていけるかなどの不安が生じることも考えられます。ただ、本当に職場を移りたいという気持ちがあり、それも現在の職場が嫌でそこから逃げるためではなく、自分の夢を実現するためのものであるならば年に関わらず、職場を変わって成功する可能性は高くなると言えるでしょう。また、特にオーナーが1つの店舗のみを持っているような職場の場合には、そのオーナーが納得すれば年に関わらず就職できる可能性が高いはずです。ですから、基本的には年に関わらず、職場を変わって頑張りたいという気持ちを大切にすることをお勧めします。

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