森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年08月03日

転職におけるいろいろなパターンの問題

調剤をしている人が転職するケースとして、同じ調剤をする職場もあれば製薬の研究や営業の仕事をするケースもあります。調剤でも調剤薬局と病院とでは環境が異なるので転職後の生活も変わります。いろいろな問題を事前に知っておくと後で困らないでしょう。

同じ業種で転職するときの注意点

薬剤師が働く職場としては調剤薬局、病院、ドラッグストアなどがあります。調剤薬局は全国に沢山あり待遇もそれぞれの薬局で少しずつ異なります。調剤薬局に勤めている人が別の調剤薬局に転職するとき、病院に勤めている人が別の病院に転職するときに注意する点としては個々の職場で仕事は少しずつ異なることでしょう。

調剤と言ってもそれぞれの職場でルールがありそれに則って仕事をしなければいけません。病院においては調剤薬局よりもさらにルールが複雑になるので、いくら前と同じ業種だからと言って同じように仕事ができるかはわかりません。

失敗しないためには職場におけるルールを面接などで聞いておく必要があるでしょう。

調剤薬局から病院など業種を変えて転職するとき

調剤薬局の仕事は調剤のみになり、いかに処方箋に対して間違いなく処方するかが重要になります。機械的になることもありそれにやりがいを感じなくなるときもあるかもしれません。病院でも処方がメインの仕事になりますが、それでも患者との対応が多くなったり治療に関われる部分も多くなります。

薬剤師が調剤薬局から病院に転職しようとするときライフスタイルが大きく変化する可能性を知っておきましょう。調剤薬局は休日や営業時間があり家族との時間も持ちやすいです。

病院は交代制のところもあり、深夜勤務や土日に休みにならないなど家族とのすれ違いが出やすくなります。転職後のライフスタイルをしっかりイメージしてから行うようにしましょう。

調剤以外の職場に転職するときの注意

薬剤師が仕事を行うところとして調剤薬局と病院があり主に調剤業務を行います。資格を生かす上では適した職場になるのでしょうが、薬の知識を生かすとすれば別の仕事もあるかもしれません。調剤以外の仕事としては製薬会社での研究や営業の仕事があり、挑戦してみるのもいいでしょう。

注意としては必ずしも資格を必要とする仕事ではなく、それぞれにおいてプロ意識が高い人が多い点です。これまで調剤をメインにしていると研究職に慣れるのに時間がかかるでしょう。営業職は薬の知識以上のコミュニケーション力が必要で、営業力の高い人にはなかなか追いつけなかったりもします。

研究や営業への高い志を持って転職するようにしましょう。

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