森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年08月01日

就職先を選ぶ際に特にチェックしておきたいことは

薬剤師は、多くの医療機関や介護現場などで不可欠な職種となっており、若手からシニアまで様々な立場の人が働きやすい状況にあります。そうした中、就職先を選ぶ時には、主な仕事の内容や給料、教育制度など大事なことを把握したうえで、長く勤められそうなところを見つけましょう。

仕事上で専門スキルを習得するなら医療機関で働こう

薬剤師として調剤や患者への服薬の指導などを中心に働きたい場合には、仕事上で専門スキルを習得しやすい医療機関を就職先に選ぶのがおすすめです。最近では、職種ごとに業務内容や役割がきちんと分かれている病院やクリニックが多くあり、働きながら専門的な知識や技術を身につけやすい環境が整っています。

また、職場によって一人ひとりの医療従事者に期待される能力やキャリアが大きく異なるため、職場探しを始めるうえで、余裕を持って人気のある医療機関の見学をしたり、現場に勤めるスタッフと話をしたりするのがおすすめです。

なお、機会があれば、採用後の働き方について詳しく知るため、いくつかの医療機関の採用説明会に参加をするのも良いでしょう。

病棟勤務にこだわらない人は介護現場に目を向けよう

薬剤師の勤務先は全国に多数ありますが、病棟勤務にそれほどこだわりが無いという人は、老人ホームやデイサービスといった介護現場の仕事にも目を向けるのがおすすめです。介護現場においては、医療機関での経験が役立つところや、新しい仕事にチャレンジできるところも多くあり、キャリアアップを目的として転職をする人も少なくありません。

また、介護現場で少しでも良い待遇で働きたい人は、医療関係の有資格者の採用に力を入れているところや、高度な専門性が必要な業務が多いところを勤務先の候補に入れることが肝心です。その他、初めて介護業界に転職をする人は、同じような境遇の求職者と意見交換をするのも有効です。

地域密着の調剤薬局は自分に合う働き方を選びやすい

地域に密着した調剤薬局は、病棟や介護現場と比べると体に負担が掛かる業務が少なく、プライベートの時間も確保しやすいといった魅力があります。また、フルタイムの他に派遣やパートタイムのスタッフを配置している調剤薬局も多くあり、高収入を稼ぐのは難しいものの、小さい子どもの育児をしている人や、出産や結婚など色々な理由で医療現場を離れた人も安心して働くことが可能です。

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