森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年07月15日

自分にとってふさわしい就職先等はどこか

薬剤師になるためには、大学を出て国家試験に合格する必要があります。一般的な認識はそこまでですが、普通に考えれば就職先も探さなきゃいけません。最初から独立をするような人はほとんどいないからです。ただ就職先といっても、いくつか種類が存在しています。どこを選ぶかによって、その人の幸福度が変わると言っても過言ではありません。ではどのような就職先があるのかを見ていきます。

調剤薬局は一般的な就職先と言える

調剤薬局は日本人たくさんありますが、一般的な就職先といえます。調剤薬局は、小さなクリニックや病院のそばに面しており、道路を挟んで目の前にあるか、歩いて10メートル位のところにあることが多いです。

基本的にそこで行う仕事の多くは、薬を患者さんに手渡すことです。それに加えて、説明をすることも重要になります。ある程度慣れていくと、薬の飲み合わせ等も確認しておいた方が良いかもしれません。薬の飲み合わせが間違えてしまうと、訴訟にまで発展してしまう恐れがあるからです。

もちろんこれは、調剤薬局に限ったことではありませんが基本的に就職しておしまいではなく、そこから8本当の勉強がスタートするといっても言い過ぎではありません。

ドラッグストアで働く場合はどうか

最近はドラッグストアが増えていますが、必ず薬剤師が必要になるところです。そのため、就職先の1つとして重要な部分になるでしょう。調剤薬局などに比べると、薬を患者さんに渡す事は少なくなりますが、患者さんに質問された場合的確に答えられるだけの基本的な知識が必要です。

特に、2つの商品があった場合、どちらが良いのかと聞かれるようなこともあります。当然ながらそのような質問は愚問と言えるかもしれませんが、それぞれの薬の特徴を説明して後はお客さんに選ばせるのが良いでしょう。

レジ打ちなどもあるため、ガチガチの薬学の仕事ではありませんが、お客さんとコミュニケーションを取る場所として楽しむことができます。当然クレームもあるかもしれませんが、それらも含めて1つの仕事と考えると良いでしょう。特にクレーム対応は、他の仕事に転職する場合や人付き合いをする場合でも役に立つ技術の1つです。

一般の企業に就職する場合はどうなのか

一般の企業に就職することもできますが、一般の企業といっても薬関係の仕事になります。例えば、薬を開発している会社があり、そこで薬剤師が薬を開発することはまずありませんが、開発した薬を会社に売り込むことが多いです。

そうすると、一般の企業に就職した場合の何割かは、営業マンとしての能力が試されるかもしれません。

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