森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年07月01日

どのような職場で活躍ができるのか調べてみよう

薬剤師の仕事を始めるにあたっては、求人選びの段階から病院や製薬会社、ドラッグストアなど色々な職場での仕事内容や役割、待遇などを確認して、長く活躍できそうなところを探すことが大切です。また、初めて就職をする際には丁寧な研修が行われているところや、資格取得のサポートがあるところを勤務先に選ぶのも良いでしょう。

病院は高度な専門スキルを身につけたい人におすすめ

総合病院や公立病院に勤務する薬剤師は、日々の業務を通じて様々な医薬品を扱ったり、患者の服薬指導を行ったりする場面が多く、働きながらスキルアップを図りやすいといったメリットがあります。特に、大規模の病院の中には、新人から中堅までそれぞれのスタッフの年齢や経験に応じて研修を実施したり、キャリアアップのためのサポートを行ったりしているところが目立ちます。

そのため、将来的に医療業界で活躍をしたい人は、求職中に複数の病院のスタッフの働き方について確認をしたり、自分と同じような境遇の人と意見交換をしたりすると良いでしょう。なお、初めて病院に就職をする際は、勤務体系や職場内のスタッフの数などをよく調べておきましょう。

製薬会社は新薬の研究や開発をしたい人にぴったり

大手の製薬会社の中には学歴や職歴が優れている薬剤師を積極的に採用して、新薬の研究や開発を担当させているところが多く見られます。そのため、医薬品に関する知識に自信がある人や過去に様々な現場で働いたことがある人は、製薬会社の求人募集をチェックしてみるのも良いでしょう。

製薬会社の研究施設の中には、新人の研究者が無理なく新薬の開発を進められるように、充実した研修の機会を用意したり、経験者を対象に手当を支給したりしているところが珍しくありません。その他、自分に向いている製薬会社を見つけるうえで、早いうちから大手の製薬会社の担当者と相談ができる転職セミナーなどに参加をするのも有効です。

ドラッグストアは正社員以外の求人も多い

ドラッグストアの求人は正社員以外の求人も多く、子育て中の人や長く勤めた職場を退職した人も、契約社員やパートとして週に数日程度の勤務ができるといったメリットがあります。また、大手のドラッグストアを運営する企業の中には、医療従事者を対象とした資格や免許の取得を支援したり、外部で行われる講演会や勉強会への出席を勧めたりしているところもあるため、じっくりと就職先の候補を探してみましょう。

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