森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年05月25日

どんなメリットやデメリットがあるのか

薬剤師は、人気のある職業の一つとして知られていますし、メリットもたくさんある職業だと言えます。そこで今回は、実際にどんなメリットがあるのかや、避けては通れないデメリットについて分かりやすく紹介します。

就職に関して大きなメリットがある

メリットとしては、まず「就職がしやすい」ということが挙げられます。現在は不況の時代と言われており、それなりの学歴があっても良い就職先に恵まれないということがよくあります。しかしこの職業は、難しい国家資格を取得する必要はありますが、他の職業と比べると就職がしやすいと言えるでしょう。

実際の就職先としては、調剤薬局やドラッグストアなどの薬局(店舗での仕事)をはじめ、病院や製薬会社、行政機関などさまざまなところがあります。仕事内容は、これらの就職先によって大きく変わりますし、場合によっては自分の希望する仕事とは違う職場に入ることもあるかもしれません。

しかし、そうした仕事内容を選ばなければ、就職先を確保するのはそれほど難しくはないでしょう。それにこの職業の場合は、「転職がしやすい」ということもメリットだと言えます。国家資格さえ持っていれば、薬局や病院などのさまざまなところに転職できますし、未経験でも採用してくれるところは多くあります。ですので、結婚を機に、より給料の高い職場へ転職するということも可能だと言えるでしょう。

高収入であることや女性が働きやすい環境もメリット

就職面以外に重要なメリットとしては、「高収入が期待できる」ということが挙げられます。平均年収については、男性が600万円程度で、女性が500万円強と言われているので、一般的な会社員の平均年収である400万円程度と比べると高収入だと言えるでしょう。

特に収入が高いと言われている就職先は、調剤薬局やドラッグストアであり、こうした職場なら、新卒1年目でも500万円~600万円の年収が期待できます。その他のメリットとしては、「女性が働きやすい」ということも挙げられるでしょう。

この職業の男女比を見ると、6割~7割を女性が占めていますし、実際に女性が働きやすい職場づくりがなされているところが多いと言えます。一般的に、この職業では残業が少ないと言われているため、家庭を持っている女性でも働きやすいですし、育児休暇が取りやすいところも多くあります。また、女性の比率が多いこともあり、女性が管理職を目指しやすいということも働きやすさに繋がっていると言えるでしょう。

デメリットは資格を取るまでの大変さ

一方でデメリットとしては、「国家資格を取るまでの勉強が大変で学費も高い」ということが挙げられます。就職後のデメリットは特にないのですが、資格を取るまでに、大学で6年間みっちりと勉強しなければなりませんし、学費も高額(1200万円程度)になります。

そのため、誰でも容易になれる職業ではないということが最大のデメリットかもしれません。

アーカイブ