森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年05月18日

企業で新薬の開発に従事するという道

一般的には、ドラッグストアや調剤薬局で働くという選択肢が主流です。しかしながら、企業に入社し、研究員として新薬の開発に携わるという道も開かれています。どういうキャリアを志向することができるか、具体的に見ていきます。

製薬会社に就職して薬の開発に携わる

薬剤師の資格を持つ人達にとって憧れの就職先となるのは、主に製薬会社です。たしかに、調剤薬局やドラッグストアは身近で就職先も多いということから、比較的容易に就職先を見つけられるというメリットはあります。しかし、キャリアを考えたときに選択肢となるのは、やはり製薬会社です。

製薬会社は薬の開発や製造を行っている会社であり、就職後は薬の開発に携わる仕事に従事することになります。会社の研究室に勤務することになるので、周囲にはちょっとした自慢になるかもしれません。また、大手の製薬会社は競争率が高く、売り手市場と言われる薬学部生であっても就職は難関だと言われています。

そのような状況で内定を勝ち取ることができれば、ちょっと周囲に自慢したくなるのも頷けます。

年収は高くなる傾向が見られること

薬剤師の就職先は様々です。ドラッグストアや調剤薬局は一般的であり、それに加えて病院などが該当します。中でも高収入を見込めると言われているのが、製薬会社への就職です。新卒でも700万円以上を期待することができるため、就職活動ではなんとしてでも製薬会社の内定を取りたいという薬学部生は多いと言われています。

しかも、製薬会社では薬学の知識をフルに生かして仕事をすることができるのも魅力です。例えば、薬剤の研究開発に携わったり、MRや治験に携わるなどキャリアは様々です。自分が目指す方向性さえしっかりしていれば、どのようにも自分のキャリアを発展させていくことができるので、製薬会社への就職は良い選択になります。

薬剤の知識を活かして仕事ができる

薬剤の知識と国家資格という強い後ろ盾を活かして、キャリアアップできるのが製薬会社で働く薬剤師の強みだと言えます。年収が良いだけでなく、どの仕事に携わるにしても薬剤の知識が物を言う仕事をすることになります。

MRと呼ばれる仕事は、まさに薬剤のプロによる営業活動です。薬の知識を用いて、病院に新薬を売り込むことが主な仕事になります。また、薬剤の登録のためには、薬事という仕事も不可欠であり、このような仕事を製薬会社で担当することになるでしょう。

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