森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年05月02日

薬剤師の本当の仕事内容と活躍できる場所について

この職業はお薬を手渡してくれる職業と認識している人も多いですが、その仕事内容は責任重大であり、仕事も多岐にわたります。この仕事は専門性の高い職業でもあるので活躍できる場所も多いです。では実際にこの仕事を具体的に見ていきましょう。

この職業になるにはどうすればいいのか

医療に携わる職業で、医師や看護師に並んで難易度が高い職業としてあげることができます。この職業はずばり医薬品に関するスペシャリストであり、医療と患者さんの橋渡しの存在でもあります。この職業になるには高校を卒業後、薬学部のある大学で6年間勉強する必要があります。

かつては4年間で国家試験を受けることが出来ましたが、医療ミスの抑制やより高度なスペシャリストの輩出などの目的もあり6年間勉強することが必須となりました。要するに医師免許と同様、人命にかかわる職業でもあるので、それだけ十分の勉強が必要であり責任の重い職業であるとも言えます。

この仕事は、単に調剤薬局で患者さんに薬を手渡す仕事と考えている方も少なくありません。しかし仕事内容は多岐にわたります。

この職業の多岐にわたる仕事内容について

大学卒業後多くの人が街にある処方箋薬局、つまり調剤薬局に就職します。そこで医師が処方した処方箋を基に薬を調剤します。調剤することが薬剤師の主な仕事である他、患者さんの服薬管理や指導も行います

患者さんに薬を手渡すときに、いつのタイミングに薬を飲めばいいのかを伝えたり、他の薬との飲み合わせなどについても指導をします。調剤の際に、患者さんのお薬手帳を基に、そしてデータベースを基にして服薬履歴を把握し、そのうえでアレルギーが起こらないか、飲み合わせに問題がないかを管理するのも大事な仕事です。

患者さんの生命にかかわることなのでミスは許されず、多くの調剤薬局でダブルもしくはトリプルチェックを行っています。医薬分業の考えのもと、医師から処方された商法戦のないように疑義がないかチェックするのも重要な仕事です。疑義紹介といって医師に直接薬の確認をすることが認められています。

活躍できる場所とその可能性について

薬剤師は専門性の高い職業です。そのため調剤薬局のほかにも活躍できる場所はたくさんあります。例えば病院内にある院内薬局などでも活躍することが可能です。最近病院では医師や看護師、介護士とともにチーム医療が推進されています。

そのことでより専門知識の高い人を病院が必要としています。製薬会社に就職してMRや研究職として働くこともできます。また街にあるドラッグストアや薬局でも働くことが可能です。ドラッグストアではお客様の接客販売のほか、薬の在庫管理やお客様に服薬指導をするといったこともできます。

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