森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年02月26日

環境をチェックしてから働いてみる

薬剤業務を担うにしても、働きやすさは重要視すべきです。そのため、同じ調剤薬局であっても、周りの環境や、中の環境をチェックしてみたり、処方箋の数をチェックしてみましょう。兼業主婦ならば、何に焦点を合わせるかがポイントです。

多忙な中で活躍するかゆったり活躍するか

駅チカで徒歩5分以内にある調剤薬局ならば、患者さんの処方箋の枚数もわりかし多いでしょう。地域密着型であり、さらに近隣の医療機関と連携・提携しているのならば、1日に平均200枚ほどでしょうが、内科中心になれば1日平均100枚ほどならば、活躍しやすいでしょう。

もちろん経験も積めるでしょう。患者さんとのコミュニケーションスキルを高めたいのなら、薬剤師が常時2名以上の体制をとっていることは重要視すべきで、風通しの良さがあげられます。理想はさらに1名から2名ほど増やした体制です。

そうであれば、調剤業務に励みながらも患者さんと何気ない会話を楽しむ時間も設けることができるでしょう。数店舗以上を展開するのであれば、社員育成にチカラが入っていることも伺い知れます。定着することで会社が発展するからです。

医療従事者1人1人の意見を大切にしているのなら、産休・育休からの復帰実績もあるでしょう。

表情から働きやすさが理解できる

調剤薬局に勤める薬剤師が安心して働ける環境を整えているか、否か、それは働く者たちの表情から伺い知れます。また、求人情報でココをチェックしておきたい、という条件になるのが、売り上げノルマです。中には1日にいくらと設けているケースもありますから、医療従事者はピリピリした雰囲気・ムードにあるでしょう。

それでは、本来の目的にある薬や患者さんに対して真摯に向き合う薬剤のスペシャリストという携わりに欠ける環境かもしれません。誰しもが求人情報を閲覧する際、働きやすさを重視しています。

駅チカで、お休みは年間休日100日以上あるかどうか、残業は少なめかどうか、これは兼業主婦ならではの希望になるようです。処方箋も1日平均30枚の面対応であるなら、より理想的な働き方ができるでしょう。

商店街にあるような法人を選んでみる

薬剤師が業務に打ち込めるように福利厚生を整備してくれているような調剤薬局を選ぶようにしましょう。また、ライフスタイルにも配慮している調剤薬局であるのは理想的です。

ちなみに、こうした法人は研修・勉強会制度が充実している傾向にもあるので、ライフスタイルを充実させながらもスキルを磨くことも決して難しくはないでしょう。また、兼業主婦ならば商店街内にあるような薬局を選んでみてはどうでしょうか。

お買物に便利であるだけでなく、患者さんも比較的広域から来局するでしょう。薬について質問されることが多くなれば、働きながら様々な知識を習得できます。1日平均300枚の処方箋を応需して忙しさが勝るよりは、安全かつ効率的な調剤に努めることができるでしょう。

アーカイブ