森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年01月25日

薬剤師に人気がある職場の特徴を調べてみよう

薬剤師に人気がある職場には、総合病院や製薬会社、調剤薬局などがあり、職場ごとに仕事内容や役割、必要なスキルなどに違いが見られます。そうした中、自分に合う職場を選ぶには、求職中に職場見学をしたり、自分が得意な仕事を見つけたりすることが重要となります。

総合病院は高収入を得たい人に向いている

総合病院の病棟や外来で薬剤師として働く場合には、ハードな業務を担当することが多いですが、基本給のほかに様々な手当の支給を受けられるため、高収入を目指しやすいといったメリットがあります。特に、経営状態が良い総合病院においては、定期昇給の金額が大きいところや、年に数回のボーナスが支払われるところもあり、若手からシニアまで安心して働くことが可能です。

最近では、医療従事者の不足の問題を抱える総合病院が少なくありませんが、実務経験を生かして働きたい場合には、妥協することなく給料や福利厚生などの条件が良い職場を探しましょう。

製薬会社は医薬品の研究開発をしたい人におすすめ

製薬会社の研究所は、様々な種類の医薬品の開発に携わることができるとあって、学歴が高い人や高度な研究に興味がある人の間で理想的な職場として位置づけられるようになっています。製薬会社に正社員として就職をするためには、学歴や職歴などが厳しくチェックされる傾向が見られるため、余裕を持って色々な会社の採用条件をリサーチすることが大切です。

また、国内外で知名度が高い製薬会社に研究職として就職ができる人は限られているため、在学中からインターンシップや実習に参加をして、自分に合う職場を見つけるのがおすすめです。

調剤薬局は業務の負担が少なく女性も働きやすい

調剤薬局の仕事は、病院と比べて重労働が少なく、業務量もそれほど多くないことから、女性も無理なく働けるといった魅力があります。また、契約社員やパートとして働ける調剤薬局も珍しくなく、子育て中の人や定年退職をした人にとっても身近な存在となっています。

調剤薬局の勤務体系は、それぞれの薬局の方針によりますが、一般的に日勤が中心となり夜勤や宿直がないため、プライベートの時間を充実させた人にもおすすめです。その他、ベテランだけでなく新卒者や再就職者の受け入れをしているところもあり、実務経験が少ない人であっても、先輩の指導を受けながら調剤業務に関するスキルを磨くことが可能です。

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