2021年01月23日
長らく売り手市場が続いていますが、この先も続くと考えられます。もちろん、人気の高いところは競争が予想されます。しかし、新規に募集をするところが増えてきたということで、まだまだ就職市場では有利な状況が続く見通しです。
先日ニュースでは、コンビニが新たな取組として薬の販売を模索していることが報道されていました。薬の販売に欠かすことができないのは、専門知識を有する人材の存在です。
薬剤師がそれに該当しますが、適切な指示のもとに薬が販売され、それを宅配業者などが自宅や職場などへ配達する取り組みが実施されつつあるようです。そうした時にどうしても薬の専門家は必要とされるため、今後もニーズは増え続けることが予想されます。
コンビニは全国展開をしており、各店舗に常駐させるということになれば、薬の専門家に対するニーズは今にもまして増えることになります。そうした事が予想される状況下においては、就職先が増えるということと等しいため、今後もさらに就職では有利に働くことが考えられます。
さらに、薬局やドラックストアは、都市部のみならず地方でも新店舗の増設が目覚ましい勢いで行われています。法律で薬剤師を各店舗に常駐させることが義務付けられていることから、新店舗がオープするほど人員としてのニーズが高くなります。
そうなってくると、薬局やドラッグストアへの就職に関しても売り手市場であるということがわかるのです。こうした状況を踏まえると、薬の知識を有する専門家の存在というのは、これからも益々必要とされることが理解できます。
大学においても薬学部はトップクラスに人気の高い学部であり、不透明な状況の中で、資格を取得して有利に仕事に就きたいと考える学生は今後も増え続けていくでしょう。
確かに、公務員などは倍率が高いので、競争率は高いと言えます。しかし、薬剤師を必要とする職場は今後も増え続けるため、選ばなければ問題なく仕事を見つける事ができるのが実情です。実際、病院の外部に併設されている調剤薬局というのは数が増えていて、安定して求人募集を行っています。
職場に関してはよほど強いこだわりを持って選ばない限り、転職や中途採用でも難なく就職先を見つけることができるというのが現在の状況です。