森下の万能薬剤師の転職リポート

2021年01月16日

薬の専門家を目指す時に知っておきたい壁

薬の専門家である薬剤師を目指す場合は、知っておきたい壁があります。どの職業にも壁がありますが当然ながら薬の専門家もいくつかの壁を乗り越える必要があります。知っておくとそのための対策ができるのでこれからお話していきます。

大学の薬学部に進学するための準備

薬剤師になるためには、大学の薬学部に進学するというのが基本的な進路です。ただ、薬学部は平均的にレベルが高くて、入試時に必要な偏差値も高くなっています。

特に名の知れた有名大学の薬学部となると競争も激化しているのでそれなりの対策が必要です。また、薬学部は6年間最低でも在学することになります。つまり、浪人などしているとそれだけ就職する時期が遅れてしまうので高校3年の現役合格を目指していきます。

そこで、一人で勉強だと大学入試対策として物足りないので予備校などを活用します。薬学部を目指す人のためのコースを準備している予備校や医療系専門の予備校などで勉強します。

薬学部は進級できずに苦労している人もいる

大学の薬学部では、進級できずに苦労している人が珍しくないというのが現状としてあります。薬の専門家として習得しなければいけないスキルは多く、薬学部の授業の難易度が高いです。

つまり、その勉強についていけずに結果的に進級できなかったり、卒業が遅れてしまう学生も存在します。それだけ、授業内容がハードだという事を頭に入れておく必要があります。そこで、薬学部に進学したら常に勉強に集中する事が必要です。

大学に進学したからといって、遊ぶ事が多くなるとすぐに授業についていけずに苦労します。大学の授業料も高く、進級できないと学費の負担も大きくなるので6年間しっかり勉強するという覚悟を持って目指すようにします。

就職時に飽和状態になっている地域もある

薬剤師は、進路先が多くドラッグストアや医療施設、製薬会社など多くの職場で活躍できます。ただ、毎年薬学部を卒業して就職している人が多くいるので飽和状態になっている地域もあります。

もし、そういった地域で就活するとなかなか進路先が決まらないということもあります。例え就職先があっても、自分が目指した職場と違った所に就職しなければいけない場合もあります。そこで、幅広い地域で就職先を探す事も必要になってきます。

飽和していない地域も当然多くあるので、各地域の状況などを調査しながらどこで就職先を探すのかを慎重に検討します。また、少しでも就職しやすい状況にするために大学在学中にボランティアや研究などに励んでアピールポイントを作っておきます。

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