2021年01月11日
日本が医療国家と言われてもう随分たつけど、まだまだ問題が沢山残っています。ちなみに医療界に必要なのは医師、看護師、それから薬剤師などのエキスパートの存在です。彼らの育成のためにどんな学校が必要なのでしょう。
資格を得るために行く学校は短大から大学までさまざまです。まず、自分はどんな仕事につきたいのかをビジョンをたてましょう。大学も四年だけでなく六年となっています。医師も医学部は六年制だけど、薬を扱う仕事でも六年という月日が必要です。
薬科大学で六年間、学ぶ人は薬の知識だけでなく、幅広い専門知識を得るために日々、努力をしています。
まずは薬科大学の六年制養成講座を経てから国家試験に挑戦します。国家試験に合格しなければ医療現場では活躍できません。ちなみに国家試験は落ちても何度でも挑戦できます。それでも、できるだけ合格へつながる道を模索する必要があります。
近年、薬剤師は幅広い分野で活躍しています。資格を持つ人がいなければ、薬を販売することができません。国家試験は基本的な薬の知識だけでなく、臨床に関わる実践的な能力も必要です。なお、ここ数年での合格率は六割から八割です。
要するに頑張れば、合格にも何の問題もありません。
薬剤師は病院や薬局で薬を管理、薬を調剤することが主な仕事でした。現在ではスーパーなどでも一部の薬が販売できるようになりました。が、資格がある人が常在していないと販売はできません。なので、資格の持つ人が不在の場合、購入できないようになっています。
ただし、彼らが働いているところは薬局が大半です。最近は病院の外に調剤薬局が建てられることがあります。患者は処方箋を調剤薬局に持っていけばいつでも薬を調合してもらえます。薬局の仕事は多岐にわたっています。
処方箋を見て薬を調合するだけでなく、薬の飲み合わせなどの指導も仕事のうちになります。最近ではかかりつけの薬局を持つ人も増えています。かかりつけの薬局があれば薬についての相談も乗ってもらえます。病院で働く場合は薬の調剤だけでなく病院での薬の服用法の指導などもおこないます。
それに薬といっても副作用が出る場合があります。なので、患者の体調などのチェックなども重要な仕事となります。製薬会社で働く場合は薬の開発などに携わる人もいます。