森下の万能薬剤師の転職リポート

2020年12月31日

この職業にはどんなメリットがあるのか

薬剤師は、調剤薬局やドラッグストア、病院などで働く薬の専門家であり、他の職業と比べてメリットも多くあります。そこで今回は、収入や職場環境などに関してどんなメリットがあるのかということについて、わかりやすく紹介します。

他の職種より収入が高いことが一番の魅力

まず挙げられるメリットは、「収入が高い」ということです。全ての職種の平均年収は400万円程度であり、男女別に見ると、男性は500万円程度で女性は250万円程度になります。しかしこの職業の年収は、500万円〜600万円程度が平均的だと言われていたため、他の職種より100万円程度は高い収入が期待できます

それに500万円〜600万円程度という年収は、他の職種と違って男女ともに同じ水準なので、女性にとってはかなりの高収入になると言えるでしょう。また、パートで働く場合でも時給は2000円程度になりますし、時間帯や曜日(土日)によっては時給3000円や5000円になるというドラッグストアの求人も見られます。

残業が少ないなどの職場環境の良さもある

次に挙げられるメリットは、「職場環境が良い」ということです。この職業は、需要は多いのに人材が不足しているという売り手市場になっているため、就職すると優遇されやすいという状況がまずあります。ですので、一般の業種と比べて、いわゆるブラックと呼ばれる企業が少ないと言われているのです。

そしてこの職業は、残業が少ないのも魅力であり、残業が多いところでも1日1時間〜1時間半程度で済みます。それに、病院に勤める場合は、看護師だと夜勤が月4回程度あることが多いのですが、この職業なら夜勤はあまりないと言えます。

ですので、勤務時間に関しても、無理なく働きやすい職場環境のところが多いと言えるでしょう。

女性が働きやすく転職もしやすい

その他のメリットとしては、「女性が働きやすい」ことや「転職がしやすい」ことが挙げられるでしょう。この職業は女性が全体の7割を占めているということもあり、女性にとって働きやすい職場が多いと言えます。

他の職種と比べると、育児休暇が取りやすいですし、女性でも管理職に就くことが可能です。それに、先ほども紹介しましたが、女性でも年収500万円〜600万円程度という高収入が期待できる点も魅力です。転職に関しては、この職業は売り手市場なので、自分の希望するところへ比較的スムーズに転職しやすくなります。

製薬会社はハードルが高くなりますが、調剤薬局やドラッグストアであれば、小規模なところから大手まで転職可能だと言えるでしょう。

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