2020年12月24日
資格を取れば調剤の仕事ができるようになります。ただ調剤は細かい作業でミスが発生しないのか、医師の処方箋に疑問が生じたときにどんな行動をとればいいかなどの疑問もあります。疑問があるときはそれを解決する必要があるでしょう。
病院で治療を受けるときは医師や看護師が薬をくれたり注射をしてくれます。渡されるまま薬を飲み注射も受けるでしょう。通院の時は処方箋を薬局に持っていくとそこにいる薬剤師が調剤をして薬をくれます。こちらも用法などを聞いてその通りに服用する人が多いです。
気になるのは病院や薬局において調剤のミスが絶対に起こらないかですが、絶対に起こらない工夫がされているので安心です。いくら専門家が確実な仕事をするとしてもミスが全くなくなるわけではありません。
そのあたりは良く理解されていて、ミスが絶対に起きないよう何重ものチェックが行われます。仮に調剤の仕事でミスをしても周りの人がカバーしてくれる仕組みが用意されています。
調剤薬局で働く薬剤師は外部の医療機関の医師が作成した処方箋に基づいて調剤を行います。処方箋には病気の名前の他それを治療するための薬などが書かれていてその通りに調剤作業をしていきます。このとき医師の作成した処方箋に疑問を持つときがあるでしょうがどんな行動をすべきかです。
医師に連絡して疑問点を伝える必要があるでしょう。医薬分離は調剤のミスを無くし適切な調剤をする目的で進められています。どうしても医師の立場が強く感じ若い人は疑問に感じても医師に言いにくいときもあるかもしれません。
でも疑問に感じたら確認の意味も込めて連絡する必要があります。医師がミスをしているときもありますし、あえて通常と異なる処方をするときもありそれを知った上で調剤ができます。
病院を通うようになるとお薬手帳を作ると良いとされます。最近はスマホで管理できるものがあり、薬局に行く前にスマホで予約をするとすぐに受け取れる仕組みもあります。薬剤師にとってもお薬手帳は非常に重要になりますがなぜ見せてもらう必要があるかです。
それは薬同士の問題がないかを確認するなどの目的があります。患者が複数の医療機関を利用したり独自に市販薬を飲んでいることがあります。新たに処方する薬と既に飲んでいる薬との相性が悪いと患者にとって良くない可能性があります。
お薬手帳を見せてもらえば患者の今飲んでいる薬の状況がわかり相性が悪い薬が処方されているときは医師に連絡をして変更してもらうこともできます。