森下の万能薬剤師の転職リポート

2020年10月05日

薬剤求人で必ずチェックしたい項目

薬剤の知識を持っていても、やり甲斐や働き甲斐などは、勤め先によって異なります。何を優先して面接に臨むのか、それは働く人をじっくり観察してみることに尽きるようで、年齢層は特に気にかけたいチェックポイントになるでしょう。初心者の場合には、経験が積めること、ここも転職しないためには重点をおきたい点になります。

今、規模が増えているところをチェック

関東・関西・九州と、地域によって展開する規模は異なりますが、大手は数百店舗以上の出店(チェーン展開)をしているので、薬剤の資格を取得してからの働き口が無いことは耳にしません。今、規模が拡大しているのは、調剤併設型となるドラックストアでしょう。

周辺地域情報をリサーチしてから展開されているだけあって、「かかりつけの調剤・ドラッグストア」とした利用者が多い傾向です。パート勤務も可能、薬剤師の免許を取得しても諸事情によって正社員での働きが難しい場合もありますが、もちろん、キャリア採用も行っているため、転職者にも有利です。

大事なのは接遇まで研修に盛り込まれていること

薬剤求人では、どこに着目すればよいのかといえば、免許を取得して間もないのであれば、研修・教育体制に力を入れている医療機関でしょう。他社を経験した転職者の中には「充実した研修システムでやり甲斐を見つけられた」との声も持ち上がっています。

特に、病院勤務よりも薬局・薬店で活躍したい薬剤師は少なくありません。割がいいようで、患者さんよりお客さんが来店する調剤併設型ドラックストアの求人に着目しているようです。その点を考慮してみれば、薬局の機器設備を導入した研修センターを設ける大手が圧倒的に有利ですし、実践的スキルアップを図ることになるでしょう。

薬剤の勉強会をはじめ、OTC研修、さらに接遇研修などが実施されているところを抜粋しましょう。

活躍中の年齢層も抜かりなくチェック

自分に合う働き方、働き口を探すことも大切です。今は、セルフメディケーション、在宅知識を習得する若者が少なくありません。働くスタッフの平均年齢もチェックしているでしょうか。自分と同世代が活躍するなら、切磋琢磨し合うことができますし、若いのなら、研修・教育制度が充実しているはずで、その場合にはキャリア組が必ず多数在籍しています。

地域のかかりつけ薬局・薬店などでは、信頼されることで経営が成り立つため、薬剤求人では経験者を優遇するのが一般的です。

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