2020年06月30日
体調不良の時などに助けになるのは医薬品であり、自分で好きにお店で選ぶこともできますが、薬剤のプロの意見があると心強いです。調剤薬局をはじめ病院やドラッグストアなど、働くシーンも幅広く、いったん取得をすることで一生もののライセンスにもなります。
医療機関や調剤薬局など幅広い場所で活躍をする薬剤師は、薬剤の取り扱いのプロフェッショナルです。星の数ほどの薬剤がありますが、それらは日常を健康に過ごすためにも、疾患の治療や病気のためにも欠かすことはできません。
熱が出たりけがをしたときに市販のお薬を、特に資格を持たない人が説明書きを呼んで買うことはありますが、専門家の意見を聞ける方が的確なお薬選びができます。病院で医者からの処方箋で出された薬なら、受け取る時にお薬のこと、飲み方など詳しい説明を受けることもできますし、医薬品に関して何かと頼りになる存在です。
薬学化などを卒業して薬剤師として最初に就職をするのは、多くの場合だと調剤薬局ですが、調剤業務が主な仕事となるのが調剤薬局です。医者から出された処方箋を受け取り、その内容に基づいて医薬品の調剤をします。
調剤業務が主な内容ではありますが、実際に服用をする患者に対して、渡す際にはのみ方の説明や、何かしらの注意点などの伝達も必要です。また服薬指導を行うだけではなく、調剤薬局でOTC医薬品を取り扱っているならば、それらの販売及び管理も行います。
病気や不調を助けてくれるお薬には、必ずささやかながら副作用がありますが、過度な副作用が出ないためにも、ほかのお薬と一緒に飲んで弊害が出ないように、薬歴管理なども欠かせません。
長い時間をかけて大学で専門分野を学ぶだけではなく、 国家試験を受けて合格するのが必須なのが薬剤師です。世の中には数多くの資格があり、民間資格などは比較的短時間で取得をすることもできます。
しかし多くの場合国家資格となると、勉強に膨大な時間を要しますし、学校卒業が資格を取得することにはなりません。この資格も同様であり専門的な分野を大学で学び、大学卒業は必須ですが、そのうえでやっと手にするのが受験資格です。
勉強をする時間は普通の4年制大学より長い6年間ですから、目指す大学選びの際にはすでに、将来の夢が決まっているような段階でもあります。