森下の万能薬剤師の転職リポート

2020年06月18日

薬剤の業務をもっと簡単にさせる

薬剤の仕事には、調合のみならず、患者さんに対する指導管理まであります。患者さんへのケアは共通して行われるだけでなく、個別に必要、不要なこともあります。それらを管理記録するのには電子化がポイントになるようです。

手書きでの記録の取り方から電子化へ

薬剤業務をこなす存在でもあり、活躍するフィールドとなるのは調剤薬局であったり、病院でしょう。転職するにしても、規模の大きな病院へエントリーするならば、最新の医療機器の扱い方をはじめ、薬剤管理の指導業務支援システムを用いることができるのか、そこもポイントになるようです。

今は、レセプト管理にしても電子化が当たり前に導入されています。指導記録も電子化されていることを薬剤師は喜んでいる話をしています。口が悪いようですが、記録作業ほど盆雑なものはなく、省力化に期待がもたれています。

薬剤師いわく、いかに記録量を少なく抑えることができるか、これは、定型文などの参照であったり、複写機能などを指しています。これまでの紙媒体の記録、もちろん、地方によってはまだ電子媒体の発想はないかもしれません。

戸惑うことのない仕事ぶりを考えよう

薬剤業務だけを担うだけでなく、他の医療従事者との意思疎通も必要とされています。というのも、病院であるからこそ、患者さんの情報は共通しなければなりません。共通ケアの記録はテンプレートでまかなえるので何ら問題ないかもしれませんが、これが個別となるケアであれば、電子化機能を導入してほしい声を上げています。

医療関係者でもなければ知り得ないことですが、実際には、指導記録に関する規定もガイドラインもありません。だからこそ、転職した先々で指導記録に対する考え方は全くもって異なることが理解できるでしょう。

だからこそ、転職してからの初日に同職種でありながらも、その指導のやり方に戸惑うことになり得るわけです。

簡易化や電子化で業務効率をアップさせる

転職や就職する先で、算定要件を満たすだけでいいなら、指針の構築は各々に委ねられるといっても過言ではないでしょう。きっちりした仕事を好む者の場合、誰よりも記録や薬学的管理に時間をかけるでしょう。エントリーする病院が統合病院であれば、薬剤師も混成チームとして即戦力になる存在です。

担当する病棟も大病院ならば枝分かれしていますし、扱う疾患も異なりますから、記録の書き方、姿勢も違ってきます。働きやすさをしっかり選ぶこと、それは盆雑な業務だからこそ、電子化したり簡易化すべきなのです。

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