森下の万能薬剤師の転職リポート

2020年06月16日

薬剤師になるために知っておくこと

女性が多く活躍する職種として、近年、とても注目を集めているのが薬剤師という職種です。この仕事に就くためには、どのような進路を選ぶ必要があるのか、その点について知っておきたいことをいくつか紹介することにします。

大切なのは大学の課程を理解すること

大切なことは、どういった教育課程を経る必要があるかを予め理解しておくことです。一般的に、薬学部は6年制であり、その過程で国家資格の受験資格を満たすための履修をしていきます。

私立大学では4年制の教育課程もありますが、基本的に6年の教育課程を終えなければ国家試験の受験資格を満たすことができないと考えておいて問題はありません。4年制の大学へ進学するよりも、6年制の薬学部へ進学したほうが、後々面倒なことにならないと言われています。

進路を選ぶ時には十分に考えた上で、進学する薬学部を選ぶようにしましょう。医学部と同じ6年制ということで、薬学に関する専門的な知識を身に付け、薬学のスペシャリストになることができるのです。

国家資格を取得すれば仕事に就くことができる

薬剤師の資格を取得するためには、国家試験に合格をする必要があります。その国家試験というのは、一年に1度しかチャンスがありません。そのため、薬学部の学生は国家資格の合格に向けてしっかりと勉強を積み重ねて行く必要があります。

大学側は、学生を集めるために国家資格の合格率を公表しているところもあります。合格率が高い大学は、それだけカリキュラムがしっかりとしていて、試験対策を行っていることの証であることから、進学の際の指標となっています。

国家試験と言うとたいへん仰々しいですが、真面目に勉強していれば問題なく合格することができると言われています。

仕事内容について理解しておくこと

では、最後に仕事内容について理解を深めることにします。どのような仕事をするのかと言うと、病院や薬局などで処方箋を元に、薬の調剤を行います。近頃はドラッグストアでも必要とされているので、働く場所は全国にあると考えられます。

また、あまり知られていませんが、公務員として官公庁で働いている人も多いです。それというのも、薬の認可は政府の仕事であるので、薬に関するプロフェッショナルを官公庁が必要としています。そこで、資格を取得した後に国家公務員試験を受け、公務員として働くという方法もあり、麻薬取締官としても活躍の場があります。

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