2020年05月25日
子育て中の女性がパートとして勤務をするにあたっては、育児に理解があるスタッフが揃っているところや、比較的自由に休暇を取れるところを職場に決めることがおすすめです。また、体力や家庭生活などの事情により、正社員として働くのが難しい人は、一か月あたりの勤務日数が少ないところや、日々の労働時間が短いところをメインに探してみると良いでしょう。
ドラッグストアや調剤薬局、クリニックなどの日中の勤務が中心となる職場の中には、育児中の女性の薬剤師を歓迎しているところが少なくありません。また、乳幼児の子育てをしているスタッフのために、希望通りに休みを取れるようにしたり、一時的に簡単な業務をメインに担当させたりしているところもあります。
最近では、職場内で活躍している女性スタッフについて様々な方法で求職者に分かりやすく紹介している事業所の数も増えているため、早めに職場選びに役立つ情報を集めることがおすすめです。なお、仕事と育児を上手く両立させるうえで、実際に仕事を長く続けている同僚のスタッフにアドバイスを聞いたり、定期的に現場の責任者と面談をしたりすることも大事です。
たとえパートであってもしっかりと稼ぎたいという人は、ドラッグストアや調剤薬局ばかりでなく、総合病院の病棟など医療機関の求人にも目を通して、給料をはじめとした待遇の良し悪しを把握することが重要です。最近では、人手不足を解消するために雇用形態によらずスタッフの給料をアップしたり、手当の金額を見直したりしている医療機関も珍しくありません。
そのため、妥協をせずに色々な医療現場のスタッフの働き方について理解を深めることがおすすめです。その他、医療機関によっては全てのスタッフを対象に長期休暇の制度を設けているところもあり、数か月から半年に一度リフレッシュをすることも可能です。
働きながら小学校に入学する前の子供を育てたい場合には、パートの勤務シフトの希望がなるべく通りやすい職場を見つけることが肝心です。たとえば、慢性的にスタッフが足りていない職場においては、時期によって連日の長時間勤務をお願いされたり、残業時間が長くなったりすることもあるため注意を払うことが大事です。