2020年03月04日
育児をしながらパートとして働ける職場の数は全国的に増えていますが、職場によって主に担当する業務の内容や役職などに違いがあるため、時間を掛けて求人探しをすることが大切です。また、小さい子供を育てている人は、職場選びの際になるべく希望通りに休みを取れるところや、一日の労働時間があまり長くならないところを見つけると良いでしょう。
子育て中の女性が家庭生活に負担を掛けずにパート勤務をするには、スタッフの人数に余裕がある職場を選択することが何よりも大切です。たとえば、都市部においては慢性的に人材不足の状況にあるドラッグストアや調剤薬局などが多く、フルタイムと同じように残業を命じられることもあるため十分に注意をする必要があります。
一方で、郊外にある事業所の中には、自分のペースで無理なく業務に取り組める環境が整っている職場が目立っており、あまり業務経験がない人も不安なく働くことができます。また、スタッフの人員配置について詳しく知っておきたいことがあれば、採用面接を受ける時に担当者に質問をすると良いでしょう。
薬剤師がドラッグストアや医療現場などでパートとして勤務をしたい場合には、少なくとも週休二日以上で働けるかチェックをすることが大事です。特に、総合病院や公立病院などの病棟では、一年を通じて雇用形態によらず勤務日数が多くなったり、残業時間が長くなったりするところが目立つため、じっくりと色々な職場の働き方について調べることが大切です。
また、週に三日以上の休日を取れるところについては、幅広い年齢の医療従事者の間で人気が出やすいため、少しでも良い条件の求人を見つけた時には積極的に応募をすることがおすすめです。
一箇所の職場で調剤や服薬管理などの業務を担当し続けたい人は、定期的にしっかりと有給休暇を取得できる環境にある事業所を見つけることが肝心です。また、人気のある事業所の中にはホームページ上や求人票に、主なスタッフの年間の平均的な有給休暇の取得率について掲載をしているところもあります。
そのため、仕事ばかりでなく子育てや家事にも精力的に取り組みたいという人は、色々な媒体を使って有給休暇の取りやすい職場の特徴についてきちんと理解を深めることが大切です。