森下の万能薬剤師の転職リポート

2020年02月07日

働きながらスキルを磨ける勤務先を選ぶポイント

薬剤師の資格を生かして働きながらスキルアップを図れる勤務先を見つけるには、求職中に人気のある医療現場や調剤薬局の見学をしたり、学生時代からインターンシップや実習に参加したりすることが大切です。また、医療従事者の教育制度は、職場ごとに大きな違いが見られるため、妥協をせずに充実した研修の機会がある職場を探してみましょう。

専門性の高い業務を任せてもらえる職場がおすすめ

日々の業務の中で調剤や服薬管理など専門性の高い業務を任せてもらえる職場は、多くの薬剤師にとってキャリア形成の観点から魅力のある職場として位置づけられるようになっています。こうした職場を効率良く探したい場合には、医療や福祉に関する求人数が多い転職サイトを利用するのはもちろんのこと、各地の色々な現場に勤めている友達や先輩などに仕事を紹介してもらうのも良いでしょう。

また、同じような職場であっても、スタッフの配置や患者の状況などによって、担当する業務が大きく異なるケースもあるため、じっくりと働きがいのある職場の求人票やウェブサイトなどに目を通しておくことがおすすめです。

新人からベテランまで研修を受けられる職場を選ぼう

数ある薬剤師の職場の中でも、新人からベテランまで様々なキャリアを持つ人が仕事に必要な研修を受けられるところは、求職者にとって魅力的な勤務先として捉えられることがあります。

また、人員配置に余裕がある職場においては、経験や能力に自信が無い人を対象に、上司や先輩がマンツーマンで指導をしたり、外部研修を取り入れたりすることもあり、働きながらスキルを磨くことが可能です。また、研修期間の長さやカリキュラムについては、それぞれの勤務先の事情によるため、余裕を持って職場探しを始めることがポイントです。

管理職を目指しやすい職場をメインに探してみよう

医療現場で働きながら将来的に管理職を目指したいという人は、昇進や昇格の基準が分かりやすい勤務先を探してみると良いでしょう。たとえば、大手の医療法人の病院やクリニックでは、新卒者だけでなく中途採用者も平等に管理職に登用されるチャンスがあるところが多く、仕事に対するモチベーションを高めることが可能です。

また、職場によって一人ひとりのスタッフが求められるスキルが異なるため、上司や先輩に高く評価をしてもらうためにも、自分に合ったスキルアップの方法を早めに見つけることが大事です。

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