2017年04月11日
医薬品の在庫管理や品質管理と他の薬品関係の勤務者を管理する管理薬剤師の仕事は、薬事法の規定により、医薬品を処方、販売する企業では必ず必要です。現在の勤務者が退職しない限りなれないので、薬剤師専門転職エージェントに登録して、探すべきです。
薬事法の規定によりますと、全ての薬局と医薬品を販売する一般販売店舗には、管理薬剤師を必ず、置かなければなりません。従って、この仕事を必要としている企業は、薬局、ドラッグストア、製薬企業です。この仕事は、医薬品の在庫管理、品質管理に責任をもつことと、薬剤師の管理指導を行う事です。病院にもたくさんの医薬品がありますが、その管理を行う人の肩書きは、薬科長とか、薬剤部長と呼ばれています。医薬品の在庫管理とは、購入されて、薬局に入荷した医薬品と処方や販売をされて、患者は顧客に渡されて薬局から出て行った医薬品の数量があっているかという事と、使用する医薬品が消費期限内にあるかを管理することです。
この仕事は、う薬品を扱える有資格者の仕事である調剤や服薬指導だけでなく、部下のマネジメントや店舗の帳簿管理も含まれてきますので、大変忙しくなりますが、それだけにやりがいがある仕事です。一般に給与においては年間50万円くらい上乗せされる場合が多いのです。この仕事は、店舗においては一人ですので、自分がなりたくても、そこに勤務している人が退職しない限り、なる事はできないので、求人情報を利用して、転職をしない限りなる事はできません。医薬品を扱う場所ならどこでも必要なこの仕事の需要は多くなってきています。薬剤師専門転職エージェントに登録をして、この仕事を探すことが、この仕事に就く一番の近道です。
この仕事に就くのに、医薬品を扱える有資格者以外の特別な資格はありません。チェーン店では、特別な研修を行っている場合もあります。ただ、この研修を受けることができるのは、実務経験が最低3年以上ある事、人間性がしっかりしていること、コミュニケーション能力が高く、的確な仕事をする力が或る事が必要です。もちろん医薬品に対する広くて深い知識や経営能力のような資質も必要となります。この仕事をしっかりとやる能力は、人として全体を見通せる力が必要で、調剤能力があるだけではできない仕事になります。ただ、小さな販売店や個人人薬局では、う薬品を扱える有資格者の数が少ないので、研修制度がなく自然に昇格する場合が多いのです。