森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年11月13日

良い仕事を見つける際のメリット色々

今と別の職場でキャリアアップや給料アップを目指したいと考えている薬剤師の方も多いと聞きます。そのような活動を行うにおいて、どういったスキルがあれば良いかという事を知りたい人もいるでしょう。そうしたスキルには色々ありますが、特に有利になるファクターが存在します。

これからの日本の方向性に対応出来る

薬剤師の転職活動において、出来ると有利になる事や知っておくと良い知識には色々とあります。その中でも特に、ある程度の英会話が話せるという事は活動をより有利にしてくれるでしょう。その最大の理由の一つに、増え続ける外国人観光客への対応という点があります。

近年、日本を訪れる外国人観光客の数は、アジアからはもちろん、欧米諸国からの観光客の伸びも目覚ましいものがあります。そうなると当然、様々な業界で英会話が出来る人材の需要が高まります。

医療業界でもそれは例外ではなく、特に調剤薬局で働く場合に、患者の外国人に服用上の注意点や効能について説明出来る人材は各所で不足しています。また、ドラッグストア勤務の場合にも、薬や食品等を大量購入する外国人観光客に対応するためにそうした人材を求める動きも活発になっているようです。

今後もこうした傾向は加速していくとされ、転職前に英会話教室に通い始めるという人も少なくありません。

ビジネスの場においても必要とされる

また、直接患者や客に接する職種以外でも、英会話スキルがあるという事は大きなプラスになります。日本の薬は世界的に信頼されており、製薬会社も海外との取引を行う企業が増えてきているからです。

特に、薬関係の専門の英語と、ビジネス英語の両方をある程度会得しているという人材は、各企業喉から手が出るほど欲しい人材だといわれています。ビジネスシーンの変化による求人の増加というのも、英会話能力を求められる要因を作り出しているようです。

論文等も読解出来るというメリットも

そして、新薬の論文等にも対応出来るという点もメリットの一つとされます。製薬を始めとした医療業界は、日々新たな研究が進められ、学会等で論文発表がされています。

そうした論文は英語で発表される事がほとんどで、そうしたものの理解がしやすくなるという事で業務をスムーズに行いやすくなるというメリットが生まれます。特に、特殊な単語が使われる事の多い論文では、専門の単語を知っているというスキルが役に立つでしょう。

このように、転職活動、そしてその後の業務に関してのメリットが沢山あります。

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