森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年10月28日

育児中の人が働きやすい職場を見つけるには

子育て中の薬剤師が少しでも働きやすい職場を選ぶ際には、派遣社員として採用してもらえる事業所を早めに見つけることが肝心です。たとえば、大手製薬会社や病院、薬局などでは、様々な働き方を奨励しているところが多くあるため、家庭生活に負担を掛けずに働けるところをじっくりと見極めましょう。

女性のスタッフの人数が多い職場をチェックしよう

薬剤師の資格を持つ女性が子育てと両立できる職場を見つけるには、なるべく女性のスタッフの人数が多い事業所の求人をチェックすることがポイントです。たとえば、育児休暇を経て長くキャリアを積んでいる女性のスタッフが在籍している事業所については、20代から30代の求職者の間で人気が高まっています。

また、育児のためにフルタイムで勤務をすることが難しい人は、派遣社員として働ける事業所を優先的に選ぶことが大切です。また、勤務先での業務内容は、事業形態やスタッフの数などによって大きなバラつきがあるため、時間を掛けて就職先の候補を探しましょう。

育児休暇の取得率が高いところがおすすめ

薬剤師が活躍している職場の中でも、育児休暇の取得率が高いところは、若い女性にとって魅力的な勤務先として捉えられるようになっています。こうした職場で派遣のスタッフとして勤務をしたい場合には、求職活動中に自分の能力や経験に見合った業務を任せてもらえるかどうか調べることが重要です。

また、調剤業務の経験が少ない人やブランクがある人については、新しい職場で業務に慣れるまでに時間が掛かることもあります。そこで、同じ職場で少しでも長くキャリアを積むには、職場復帰後のスタッフのサポートが手厚いところや、様々な機会に業務研修が行われているところを選ぶことが肝心です。

基本給以外の手当やボーナスにも目を向けよう

医薬品に関する知識や経験を活かして病院や薬局、製薬会社などで働きたい人は、基本給以外の手当やボーナスにも目を向けて、できるだけ条件が良い職場を探すことがおすすめです。たとえば、子育て中の女性社員に対するフォローが充実しているところは、多くの求職者が採用試験に応募をすることがあるため、余裕を持って面接に向けて準備をすることが大切です。

なお、給与形態はそれぞれの事業所の経営方針や雇用形態などに大きく影響を受けることから、仕事を始める前に分からない点をきちんと担当者に質問しておきましょう。

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