森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年10月22日

業界内でのキャリアが長い人は好条件の職場を選べる

薬剤師は数ある職業の中でも専門性の高さから転職しやすく、過去のキャリアを新しい仕事で生かしやすいといった特徴があります。また、面接時に採用担当者に好印象を持ってもらうには、前職での実務経験を分かりやすくアピールすることが大切です。

大規模の病院の病棟なら高収入を稼げることも

薬剤師が大規模の病院の病棟に転職をする場合には、夜勤や宿直、早番などの勤務を任されることがありますが、専門性を発揮して高収入を稼ぎやすいといった魅力があります。そのため、収入額を重視して新しい職場を探したい人は、総合病院や大学病院の新規の求人を日ごろからチェックすることがおすすめです。

最近では、様々な種類の医薬品を扱ったことがある専門性の高い人材を積極的に採用している医療機関がたくさんあります。そうした中、理想的な職場を選ぶにあたって、各地で開かれている医療機関の就職相談会に参加をしたり、職場見学を希望して色々な医療現場の雰囲気やスタッフの業務内容を調べたりすると良いでしょう。

なお、時間に余裕があれば複数の医療機関のスタッフの給与モデルを比較してみることも大事です。

街中の調剤薬局で責任者を務めることもできる

経験が豊富な薬剤師は、街中の調剤薬局に転職をした後に責任者を務めることもでき、定年まで安定した待遇で働き続けることが可能です。調剤薬局における業務内容や役割は、それぞれの事業所の方針やスタッフの配置などによっても異なりますが、採用後に不安なく仕事に取り組みたい人は、過去のキャリアとそれほど違いがない業務を担当できる職場を探すことがポイントです。

小規模な調剤薬局においては、調剤業務だけでなく事務作業や患者の応対など様々な業務を任されることもあるため、臨機応変に対応できるよう日ごろからスキルを磨くことがおすすめです。

学歴が高い人は製薬会社の研究職に就けることも

薬学の知識が豊富で学歴が高い人は、製薬会社において研究職に就けることもあり、国内外で新薬の開発に携われるチャンスを広げることが可能です。大手の製薬会社においては、特定のスキルを持つ人をヘッドハンティングしたり、中途採用者を対象に基本給や資格手当の金額を高く設定したりしているところが目立ちます。

そのため、研究者として理想的な環境で業務に取り組みたい人は、それぞれの製薬会社の求人条件をチェックすることが重要です。

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