森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年09月21日

薬剤のスペシャリストとしての活躍

薬剤のスキルを持つものの、異なる職場での活躍をしたいのならば、活動するための求人情報をチェックすることも必要です。経歴が少ないなら、勉強できる環境を、多いのならば利用できる環境を選ぶことにより満足できるでしょう。

研修や勉強などで知識を増やすこと

地域の基幹病院の門前薬局には、経験豊富な薬剤師が活躍しています。というのは、土日祝日も開局している点であったり、処方箋も内科や外科、整形外科や神経内科など1日200枚ほど応需するなど、多忙な環境であることも理由の1つです。

常勤として5名、パートとして10名を雇用するなど、調剤業務に関して経験豊富な人材が求められています。転職する理由は1人1人で異なるものの、「キャリアアップしたい」考えの求職者もいるでしょう。その知識やこれまでに培ったノウハウをラウンダーとして勤めてみるのも一法です。

未知の領域での活躍であるならば、まずは、教育(研修)の有無をチェックしましょう。勉強会などが随時行われているなどすれば、経歴上、即戦力となるのは難しいかもしれませんが、働く上で足手まといとなることを避けることができますし、知識を増やせるため、今後の活躍に期待が持てます。

ラウンダーという働き方も向いている

ラウンダー薬剤師の求人情報も増えています。複数の店舗を回るため、ヘルプ要員のようにイメージされる方も少なくありません。急遽、休みを取った方の補充として色々な店舗を回ることもあります。ですが、色んな処方箋を見ることができたり、それこそ色んな職場を往来する働き方が期待できます。

器用に直ぐにこなせる方、1つの職場では飽きてしまう方、転職向きともいえるのがラウンダー業務なのです。もちろん、これまでの知識、培ったノウハウによりサポートすることができ、頼れる一員としても評価されます。

多くの店舗で経験を重ねることもできるため、マネジメントに興味がある薬剤師も働いているようです。

こなす量と残業の時間を考えてみる

勉強会であったり、海外研修もあれば、早い段階で成長することも可能です。教育環境にも着目してみましょう。また、患者やお客さんのニーズに合わせたサポートができるか否か、こうしたコミュニケーションスキルは必須です。

大手企業でもラウンダー求人を出していますが、エリアマネージャーがこのポジションを兼ねることもあるので、そうした業種からも参入できる可能性も大いにあるでしょう。しかし、基本的には調剤業務全てを対応できることが必要です。

投薬・監査・調剤なども全て行う他、処方箋も毎度違うものの対応です。求人情報をチェックする際には、全ての業務を担うのか、加えてそれだけの業務をこなすとなれば、残業の時間もチェックしておきましょう。もちろん、それだけ年収も高めに設定されていますから、条件次第で700万円台の年収も目標にできます。

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