森下の万能薬剤師の転職リポート
2019年08月08日
薬剤師の方が、転職をする時期を決定するのに考慮しなければならないことは、金銭的なことや求人状況、面接対応、年齢などが考えられます。しかし、一番は今の職場を換わりたいと自分が思ったときにすぐ実行することです。
転職を考える時期は、ボーナスをもらった後、つまり７月以降か１月以降となることが多いです。ここで、注意しておかなければならないことは、就業規則において退職前の賞与はもらえないという規定があるかどうかを確かめることです。
退職したものの、賞与がもらえなかったという事例もあるからです。また、求人が最も求人が多い時期は２から３月で、１２月のボーナス後であり、年度の切り替えとして普段はない病院や企業の求人もあるタイミングだからです。
就職試験の履歴書や面接で考えなくてはならないのは、転職する理由です。なぜ、前の職場をやめてしまったのか、この人はやめぐせがついているのではと考えさせないように、前向きな理由を考えておく必要があります。
また、常識的に職場に迷惑を掛けぬように三ヶ月前には退職の意思を上司に伝えておかなければなりません。新しい代わりの人を採用するにも一ヶ月以上はかかるからです。退職後のブランクがあるのも不利な条件となります。
体や精神が弱っている人と見られる可能性もあるからです。早く生活費を稼ごうと、あせって職を決めてしまうのも危険です。不利な条件の職を受けてしまうことが考えられるからです。
年齢的には、２５から３０歳ぐらいがよいと言えます。この歳ぐらいであれば、ある程度最低限の学びを終えており、実務経験をきちんと積んだ上での人だということを示しています。また、今後の未来の方向性も考えることのできる年齢的な余裕もあります。
一方、女性としては、性的なタイミングというものもあります。結婚後は、残業を少なくしなければなりませんし、子育てが一端落ち着いて、入園入学が済んだタイミングも大事です。とは言え、職を換える一番のタイミングは、その職場にやりがいを感じなくなったときです。
しがらみや惰性で続けていても、よい仕事はできません。仕事的、人間関係的によりよい場所を目指してチャレンジするのは自然なことです。精神や体が壊れてしまわないうちに、職を換える決断をすることは大事なことだと言えます。
