森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年08月05日

社会の中で役立っているという喜びを感じられる職業

薬のプロフェッショナルである薬剤師は、とても地味な作業を繰り返しているように見えますが、もっと視野を広げてみればこの社会の中で実に大きな役割を担っていることが分かります。この職業には資格やスキルが必要で、誰でもできるような仕事ではないのです。ここではその業務内容や楽しみについて記述します。

薬のプロフェッショナルへの道のりはかなり大変

世の中にある多くの専門職には特定の資格が必要になります。薬のプロフェッショナルになるためにもこうした専門の資格が必要です。その資格を手にするためには、まず薬科大学や大学の薬学部で6年間、特定の学科を履修して国家試験の受験資格を取得しなければなりません。

そして、実際に国家試験に合格して初めて専門資格が与えられます。なかなか大変な道のりですが、この職業は主に薬を扱うことになるので、薬に関するあらゆる知識を身に付けていなければならないのです。

なぜならば、薬というものは人の命にも関わる重要なものですから、そう簡単になれる職業ではありません。

仕事をする上ではコミュニケーション能力も必要

この世の中には薬と名のつくものがたくさん溢れています。それらの薬に関して何の知識もなければ、当然のことですが、それを必要としている利用者に適切な説明をすることができません。前述したように、薬は人の命にも関わる重要なものですから、やはり使用上の注意事項や投薬後に考えられる副作用のことなどを適切に指導できるプロフェッショナルがどうしても必要になるわけです。

そのため、この職業を目指すためには、単純に薬に関する深い知識だけを身に付ければいいというわけではなく、そこにはコミュニケーション能力というものも大事になってきます。薬の利用者が抱える不安を取り除いてあげられるような、そんな薬剤師が求められているのです。

国民の健康をサポートできる喜びがやりがいになる

とても重要な責任があり、また大変な業務を抱える薬剤師ですが、仕事をする上で楽しみというものもあります。それは毎日の業務を遂行していく中で、国民の健康をサポートしているということを自覚できることです。これはやりがいにもつながりますし、楽しみでもあります。

また、自己のスキルアップやステップアップを目指すことで、ますます社会から認められる存在になれるということも大きいでしょう。これだけ世の中で重要な役割を担っている職業ですから、もちろん就職や転職は他の業種よりは有利であると言えます。

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