2019年07月16日
薬剤師として働く場合には、正社員でなくて派遣などの非正規社員として働く方法もあります。この働き方にはいくつかのメリットがあり、考え方や状況によって正社員よりも非正規として働く方が良い場合もあるのでこれからその点をお話します。
非正規社員の1つである派遣社員は、契約期間が基本的に決められているので数年ぐらいで複数の薬局やドラッグストアなどで働く事が可能です。例えば契約期間が半年の場合だと半年後には働いている職場を辞める事が出来て、次の職場で働く事が可能です。
この方法のメリットとしては、さまざまな職場で経験を積むことができるので薬の売り方や商売の仕方などを学ぶ事が出来ます。薬局やドラッグストアでは、お店によって力を入れている部分が違います。つまり、複数のお店の良さを把握する事が出来ると、それを自分の今後のスキルとして仕事で活かす事が出来ます。
もし、自分で薬局やドラッグストアなどを開業する時に、今まで学んだ知識を活かす事が出来れば繁盛する可能性が高くなります。
契約期間が決められている非正規で働く事は、長く同じ職場で働かなくて良いので同じ職場で長く続かない人にとっておすすめです。例えば飽きやすい人だと、同じ職場で長く働いていると仕事の慣れからか刺激を受けにくい状況になります。
そうなると、仕事へのモチベーションが低下して結局仕事で成果を上げる事が難しくなります。しかし、契約期間が決められている場合だと、飽きる前に次の職場に移る事ができるので刺激を受けながら薬剤師として活躍する事が可能です。
正社員の場合だと、契約期間が決まっていない分、短期間で辞める場合だと少し辞めにくいです。しかし、契約期間が決まっている雇用形態だと簡単に退社する事ができるので大きなメリットです。
薬剤師として派遣社員で働く場合は、短時間勤務も可能なので体力に自信がない人におすすめです。体力が乏しい人は、長時間勤務となると疲れやすく家に帰宅して休んだだけだとその日の疲れが上手く取れない可能性があります。
また、体力が乏しいと、半日ぐらい働くと体の動きが重たくなり質が高い仕事が最後まで出来ない場合もあります。しかし、非正規社員だと短時間勤務も可能であり、一日4時間勤務や6時間勤務などある程度、自分で決める事が可能です。
つまり、自分の体力に合わせて働く事が出来るので、疲労を上手く回復させながら働く事が可能です。