森下の万能薬剤師の転職リポート

2017年04月08日

職場を変える年齢はいくつまで許されるのか

薬剤師の転職が多くなっていますが、受け入れる側にとっては資格があれば誰でも良いと言うこと訳ではありません。仕事がどれだけ出来るのかと言った点も挙げられますが、年齢にも関係あるところも出て来ます。そんな職場探しを、考えてみました。

小さな調剤薬局で働く場合での転職は

今、広く展開されているのが調剤薬局です。しかし、この調剤薬局にも、単一薬局とか中規模の薬局、そして大手と言われる薬局が存在し、人材育成や確保においても違う手段が取られていると言って良いのでしょう。この調剤薬局の場合、その募集の多くでは年齢を問うことは少ないと言えます。募集状況をみると、30歳代が多くなっていますが、中には40歳代や50歳代でも大丈夫となっています。特に単一薬局では、一ヶ所勤務と言うこともあり、年齢を問われることが少ないのですが、給与が毎年上がると言ったことを望むと難しいことも考えられます。年齢よりも、働く人間関係が大事な薬局でもあります。

中規模や大手の調剤薬局へ変わる時

これに対し中規模の調剤薬局は、その地方に根付いた薬局チェーン店が考えられます。中には、60歳定年と言うところもあると言うことから、あまり年齢を重ねた人は、避けられる傾向にあります。しかし正社員でなく、パート職とかアルバイト職としては、全く問題なく採用されています。これが大手と言われる調剤薬局になると、30歳代までが求めらる傾向にあります。これ以上の年齢になって来ると、経験や知識を問われることになって来ると言われます。大手と言うだけに、社内競争も激しくなっていることもあり、特に若手と同様に働くことが試されますので、体力や精神力が必要となって来る場合が多くなっています。

需要が多いのはドラッグストアです

今、薬剤師として需要が一番求められているのが、ドラッグストアと言われます。店舗での休日がなく、営業時間が長いこともあり、多くの人材を必要としているからです。但し、薬剤師だけの仕事に終わらないこともあり、他の商品を扱うことにもなってしまう場合も考えられます。また、責任者になることで、資格を活かすことより、店舗全体の売り上げを見ることにもなりかねません。そのため、薬だけの仕事をしたいと言う人には、向いていない職場かも知れません。比較的若い人を欲しがる傾向にあり、何歳までと決められていないのですが、出来るだけ若く販売にヤル気のある人が求められることが多くなっています。ドラッグストアでは、正社員以外にも、パートやアルバイト職を多く求める傾向が、強くなっています。

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