森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年07月14日

薬剤師が英語力を活用して勤務できる事例とは

薬剤師の転職先に関しては、英語力を活かすことができる勤務場所が一般人が考えている以上に多いといえます。ここにきて、海外の人たちの来訪も増えてきて、ごく普通の薬局でも英語を有効に活用する機会は増加傾向にありますが、それだけではなく英語力を利用することができる勤務場所は数多くあります。

調剤薬局でも活用できる機会がある

調剤薬局の中においても、英語力が欠かせない勤務場所があります。1つの例として、国際線のエアポート内にある薬局、あるいは空港の近くに位置する調剤薬局では、それなりの英語力は前提と言えます。

さらに、外国人ツアー客が多いところに出している調剤薬局でも、英語を介しての問い合わせに応じられる技術は重宝します。これ以外に、米軍基地あるいは外国語学校の近くにある店には英語圏の患者がたくさん来るため、英語力を活かすことが可能です。

会社に就職する形での有効的活用

会社に勤めることも、英語力を活かす機会といえます。製薬会社、あるいは治験に関わる会社では、グローバルなプロジェクトに関係することも多く、英語を使う専門的ライティングや、外国との英語のコミュニケーションを実行できる人材が求められる傾向にあります。

この他には、機器メーカーにおいての学術業務、薬事業務などでも、英語で記された資料を翻訳したり、メディカルライティングという形で英語によって書類を成したり、英語力がないとカバーできない業務もあります。しかし、MR職という形で勤めた場合には、英語を使用するチャンスはあまりなくなります。

業務につく職種により英語力の需要が変わることから、どういう仕事に関わるかで違ってきます。また、こうした仕事に就く場合はスキルアップを常に行っていくことが重要になります。

外国で勤務することで利用できる

また、英語圏で会社に就職して業務につくことになれば、英語を活用するのが日常になります。しかしながら、免許に関しては国ごとに手に入れることが義務付けられ、日本の資格があっても、勤務することはできません。

それに加えて、あわせて労働ビザを手に入れることが求められます。国によりましてはワーキングホリデーの活用によって、観光ビザでも就労できますが、期間が限定されます。さらに、免許を利用せず、外資製薬会社の海外支店で業務につくこともひとつの選択肢です。

これ以外に、国境なき医師団といったボランティア活動であれば、外国での活動が不可能ではありません。

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