森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年06月27日

年齢が高いと薬剤師の転職は困難なのか

薬剤師の転職活動している方々は、しばしば自分の年齢を気にしています。30代や40代になると、仕事を見つけるのは難しくなると言われる事もありますが、実際確かにその実例もあります。しかし実際には、それとはまた別の点が重視される職場も少なくありません。

若い年代層の方が内定を取りやすい職場

一般企業では、年代層の偏りなどを重視している事があります。というのも職場によって年代層が若干偏っている事もあるからです。高齢の人材がやや多めな職場も少なくありません。そして企業としては、人材の年代層のバランスを取ろうと思っている事があります。

特定の年代層に偏るのではなく、幅広い年代層の従業員を確保したいので、若年者を積極的に雇用している企業も多いです。ドラッグストアや薬局も例外ではありません。このため職場によっては、確かに若い年代層の方が内定を取りやすい傾向があります。

求人広告には書かれていないものの、30代以上は少々厳しい職場も実際あります。ですから30代になる前に、なるべく早く仕事を見つけるべきと思っている方も少なくありません。

年代層が高めでも積極的に採用している会社も

ところで企業としては、年代層だけを基準にしていない事もあります。それよりも、むしろ実績の方が求められるケースも多いです。そもそも多くの企業では、売上数字を重視しています。

会社の業績を伸ばしたいので、現場で活躍してくれる従業員を探している企業も珍しくありません。現に求人の広告によっては、実力がある人材は積極的に昇給すると明示されている事もあります。ところで実力は、必ずしも年代層に直結する訳ではありません。

やや高めな年代層の方々でも、企業の売り上げ数字を高めるために、十分に頑張ってくれるケースも少なくありません。現に営業職の人材を積極採用している企業では、年代層はあまり重視していない事もあります。薬局や製薬会社などの会社も、そのような姿勢の事があります。40代や50代でも、問題なく採用されるケースも多々あります。

スキルが高ければ問題なく採用される事も多い

また薬剤師として長く働いている方の場合、かなりのスキルが身についている事も少なくありません。1つの薬局で長らく働いていた人材の場合、若い年代層の人材と違って、かなり高度な専門技術を覚えている事もあります。

そして人材を採用する側としては、現場で活躍してくれるかどうかを重視している事も多いです。スキルが十分に高ければ、たとえ40代や50代でも転職する事は十分可能です。

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