森下の万能薬剤師の転職リポート
2019年05月13日
薬剤師の資格を有効活用したい場合には、より良い待遇で働くことのできる職場を探すことがとても重要です。特に、大手の製薬会社や総合病院などでは、調剤業務の実務経験がある人や能力の高い人を優遇しているところが多くあるため、時間を掛けて気になる職場の求人情報を集めることが大切です。
優秀な薬剤師の受け入れを強化している製薬会社や医療機関は全国に多くありますが、安定した収入を得たい場合には、職場ごとの基本給や手当の金額に注目をすることがおすすめです。特に、経験者を優遇している製薬会社や総合病院においては、基本給を他の職場よりも高めに設定しているところや、資格手当や勤勉手当などを用意しているところが少なくありません。
そのため、求職活動中に気になる職場の待遇の良し悪しを比較したり、就職後の昇進や昇格の可能性などを調べたりすることが大切です。
将来にわたって薬剤師の資格を有効に生かしたい場合には、なるべく専門的な業務に取り組める職場を見極めることが肝心です。例えば、大学病院や研究機関などは、正社員の採用基準が高い傾向がありますが、働きながら様々な医薬品の扱い方をマスターすることが可能です。
また、職場によって必要とされる専門スキルの程度に差があるため、採用試験を受ける際に担当者に電話やメールなどで主な業務の内容について尋ねておくと良いでしょう。
毎日の業務を通じて調剤や医薬品の管理などのスキルを高めるには、一人ひとりのスタッフへの研修の内容が充実している職場を勤務先に決めることが何よりも大切です。また、スキルアップを図りやすい職場の選び方については、実務経験が浅い人にとって理解しにくいことがあるため、必要に応じて医療系の就職に詳しい人材紹介会社やハローワークなどにサポートを受けることがおすすめです。
なお、新卒者や第二新卒者へのサポートが手厚い製薬会社や医療機関の魅力については、様々な職種の医療従事者が登録している数々の求人媒体において大々的に取り上げられることがあります。そのため、短期間のうちに就職活動を終えたい時には、多くの求職者が登録している求人サイトをチェックしたり、気になる求人があればいち早く担当者にコンタクトを取ったりすることが大事です。
