森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年05月11日

どんなものが本当に良いものなのか

現在、薬剤師業界は年々高まるニーズにより、売り手市場の1つともいわれています。そんな多くある求人の中で本当に良いものは何なのか、自分に合った求人はどれなのかという選び方を知っておくことが大切になります。

自分がどのような薬剤師になりたいかを考える

まず将来のビジョンを明確にする必要があります。具体的には、自分がどのような薬剤師になっていきたいかということを考える必要があります。職務の中でさまざまな経験からいろいろなスキルを得て、国家資格などを取得したい、高度な医療機関などで勤務をしたいなど人それぞれ理想とする自己の形は違います。

そのような自己実現ができるような職場を見つけることが自分にとって良いものを見つけるための第一歩です。賃金や待遇などのみを見て選んだものの、自分の経験したいことができずに仕事を辞めてしまったという話もよく聞きます。

そうしたギャップに悩まぬよう、求人サイトや専門誌などの情報だけでなく、自分でその会社の口コミなどを調べる癖を付けましょう。

働きやすさという面も重要なポイント

また、働きやすさというのも重要な選び方の一つです。ここでいう働きやすさにはいろいろな意味があります。福利厚生がしっかりとしている、勤務地が駅近くや通勤までの道のりに渋滞などが少ない、有給取得を推奨している、働きやすいと感じるポイントは人それぞれです。

また、そうした制度上の働きやすさ以上に大事なのが職場の雰囲気です。いくら制度が充実していたとしても、一日の大部分を過ごす職場が居心地が悪いと長続きしません。そういった意味でも先述のような働きたいと思っている職場のリサーチ能力は非常に大切になってきます。

家庭環境や自分の今の状況も考える

現在、家庭を持っていて家の中の仕事と両立したい、以前この業界で働いていたがブランクがあるなどという人もいるかと思います。人手不足にあえぐこの業界ではそうした点に配慮した職場も多いです。

産休や育休の取得率が高い所や移動が全くない契約や移動する地域を限定した契約などそうした人をつなぎとめるため、さまざまな制度を取り入れている職場も増えているようです。さらに社会人になってから薬学部などに通いこの業界に転職したい人向けの、研修制度が充実している所や、シニアの経験と知識を必要としている所などさまざまな条件下にある人の受け入れ態勢も充実している所もあります。

本当に自分が求めている所を見つけるために、いろいろな媒体で情報収集をすると良いでしょう。

アーカイブ