森下の万能薬剤師の転職リポート
2019年04月06日
薬剤師としての資格を生かせる仕事に就きたいと考えているのであれば、納得できる形で仕事を選ぶことが必要です。どんなタイプの仕事なら自分のスキルを生かせるのか、ライフスタイルや働き方などを考えて探すことが必要となるでしょう。
スキルを生かすための仕事としてもっとも定番なのは、調剤薬局です。医師の処方箋に基づいて薬を出し、副作用や他のくすりとの飲み合わせについて説明し、納得してもらうというもっともポピュラーな形で働けます。
もっとも安定した形で勤務ができるといえるでしょう。なお、単純な調剤薬局だけではなく、病院内の薬局でも同様の勤務形態となっているため、人気が高いといわれています。スキルを生かした形で勤務するならもっとも最適な方法といえるでしょう。
しかし、時間帯や調剤薬局側の希望によっては働く時間が短縮される可能性や、短時間のみ働くこともあるため、注意が必要です。希望している勤務時間で働けるかどうかは、企業や勤務形態によって異なります。
ドラッグストアだけではなく、スーパーや家電量販店でもニーズが高まっています。これは市販薬を取り扱っている場所が増えてきているからです。勤務内容は雇用先によって異なりますが、非常に高収入が見込める職業として知られるようになりました。
ただし、ごく一般的な業務以外にもスキルに関係のない別の業務を行う必要がある場合も珍しくないことや、休日出勤や残業がある場合も珍しくないため、注意が必要です。収入が多いほうがうれしいという人や、休日出勤に問題はないと考えている人など、ある程度人を選ぶ職場としても知られています。
ただし、人を選ぶ分、数年で他の職場との収入の差は大きくなるといわれているため、ある程度の期間働いて、スキルを磨いて別の職場に行くという人も少なくありません。
一見何の関係もなさそうな介護業界でも、ニーズが高いといわれています。特にケアマネージャーは介護保険を取り扱うプロフェッショナルとして、スキルを生かすことができるでしょう。特に高齢化が深刻化しているため、在宅医療のためにスキルを生かせる人が少なくありません。
そのため、スキルを生かす職業としては意外かも知れませんが、ケアマネがあげられています。また、製薬会社に勤務し、研究や治験に携わる人も珍しくないでしょう。治験を受ける人の健康に配慮しながら行うという治験コーディネーターの資格を取る人も珍しくありません。
また、厚生労働省で麻薬取締官や保健所で食品衛生を行う仕事など、関係なさそうに見せて実は密接な係わり合いのある仕事も少なくないといいます。
