森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年04月03日

薬局やドラッグストアなどで働く際に必要となる書類

資格を活かせる職業は様々ですが、薬剤師もそのひとつと言えます。資格があれば薬局やドラッグストア、病院などで仕事をすることが可能であり、転職先としても人気があります。ここでは薬局やドラッグストアなどで働く際の手続きについて紹介します。

健康保険、厚生年金保険、雇用保険の加入

ドラッグストアや薬局、病院などで働くことが決まったら、まずすべきことがあります。それが、「健康保険」、「厚生年金保険」、「雇用保険」の手続きです。一般的に、新しい健康保険への加入については雇用先の会社が行ってくれますが、現在加入している健康保険の脱退については自分で行う必要があるのです。

具体的に、最寄りの市役所や専用窓口で行う際は、新しい健康保険証と古い健康保険証の他に、免許証やパスポートといった身分証明も必要です。新しい健康保険証を会社からもらったら、できるだけ早めに行うようにしてください。

なお、厚生年金保険や雇用保険の加入については雇用先が行いますので、自分でする必要はありませんが、その場合であっても、年金手帳と雇用保険被保険者証が求められますので、事前に用意をしておくことをオススメします。

保険薬局で仕事をする際は保険薬剤師登録が必要です

次に雇用先に提出する必要書類を見てみましょう。ドラッグストアや薬局、病院など、新しい職場が決まったら、その雇用先に必要とされる書類を提出しなければいけません。新たな雇用先には、厚生年金保険や雇用保険の加入に必要な年金手帳と雇用保険被保険者証の他に、提出を求められる書類が、「免許(原本)」と「保険薬剤師登録票」です。

いわゆる資格証書ですが、対処となる職場で働く資格があるのかどうかを確認する書類になります。免許(原本)は特に言及する必要はありませんが、登録票については、結構知らない人も多いのではないでしょうか。保険薬局で仕事をするためには、必ず登録票を提出する必要があります。

税金や各種手当の計算に必要な書類

その他に、「源泉徴収票」、「扶養控除等申告書」、「健康保険被扶養者異動届」も必要です。これら書類は、税金や各種手当の計算、社会保険に加入する際に必要になる書類ですので、事前に準備しておきましょう。

このうち源泉徴収票については、前に働いていた職場から受け取ります。扶養控除等申告書と健康保険被扶養者異動届については、新たな雇用先から渡されますので、それら書類に必要事項を記入した後に押印し、返送や入社する日に提出します。

ただ、健康保険被扶養者異動届については、扶養義務のある家族をいる人だけが対象になります。

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