森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年03月18日

見ておきたいのは雰囲気よりも人である

薬のスペシャリストとして働くうち、どうしても職場に違和感が出る、こうした転機があるようで、新しい職場探しをする人も少なくありません。その際、職場を見させてくれるのか、見るならばどこを重点的にチェックすべきなのかを事前に把握しておきましょう。

女性が雇用されているのかをチェック

後悔しないためにも、給与に見合った働き方なのか、人間関係は良好なのか、誰もがこの程度の内容には意識が向きます。しかし、薬のスペシャリストであり、安心・安全の責任まで負うために、違う視点からもチェックすることは大切です。

それがこれまでとは異なり、未経験の仕事にチャレンジするのならば尚更でしょう。薬剤師の転機理由をまずはチェックしてみましょう。結婚・出産・介護などのプライベートな問題のみならず、労働時間と休日の条件の悪さを挙げる人も多いようです。

視点を変えてみれば、離職率の高い職場には特徴があり、その特徴さえ見極めることができるならば、後悔しないことに繋がるのではないでしょうか。第一に、職場見学を快く承諾してくれる職場でなければなりません。勤務時間を見極めるためには、人手不足でないのかをチェックしましょう。特に、家庭との両立を考えるのならば、休みがすんなり取れるかは重要です。その職場では、既婚女性が多く雇用されているのか、常駐している薬剤師の数は少なくないのかをチェックしましょう。休みやすさ、融通性にも関係するので、ポイントにおきましょう。

面接担当者の位を基準にしてみよう

人間関係の問題から、転職を考える人もいるでしょう。見学できるのならば、仕事内容よりもその量に不公平感がないのかをチェックしてみましょう。どうしても働いてみないことには、人間関係が良好であるのかの判断は難しいため、サポートしてくれているのかを判断材料としましょう。

また、薬剤師を積極的に募集する職場では、看護師長ではなく、薬剤専門の面接担当者が話しを聞いてくれるはずです。現場を知る長であれば、職場について話すことができますし、現場で実際に働いているスタッフに声を掛けられるのなら、それらも参考になります。

失敗しないためにエージェントに相談

職場見学では雰囲気のみならず、働くスタッフの満足度もポイントですが、その表情などでおおよそ判断できます。特に女性は顔に出やすいため、目の下にクマが見られたり、吹き出物があるなど、スキンケアが疎かであれば、その職場は多忙なタイムスケジュールなのかもしれない、こうした目安にできます。

また、初めての活動であるのなら、薬剤専門の求人サイトへの登録も視野に入れてみましょう。病院や薬局への面接に同行してくれるエージェントが籍をおきます。また、紹介する施設に関する情報を収集しています。

メリットのみならず非公開求人情報の紹介もできるため、デメリットも知り尽くしています。実際に自分たちの足と目で見極めており、働くスタッフからも意見を聞いているため、判断力が乏しいのなら利用してみましょう。条件の調整さえしてくれない、こうした問題も解決してくれますし、1人で赴くにしても、病院、薬局、製薬会社などで異なるチェックポイントをアドバイスしてくれます。

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