森下の万能薬剤師の転職リポート

2019年02月16日

職場によって異なるが400万円台が多い

年にどれぐらい稼げるかという点は多くの人の関心事でしょう。職場によって幅がありますが、400万円台のところが多いです。ずっと同じところで働き続ければ、少しずつ昇給します。他のところに移って大幅アップを狙う方法もあります。

まず標準的な1年の報酬を把握すること

病院で働く薬剤師の平均的な年収は400万円から500万円で、400万円台のところが多いです。場所によっても変わり、都市部の方が高い傾向にありますが、地方で高いところもあります。

それから仕事の内容によっても異なります。普通の調剤だけする場合と、管理の仕事もする場合では後者の方が高めになります。病院で働き続けるのは悪いことではありません。調剤のスキルを高められますし、そこでずっと働いていたら給料は少しずつ上がっていきます。

ただし、苦労の多い仕事であることは間違いありません。特に患者さんの多いところだったら、負担が大きくなります。残業が多かったり、自分の担当する処方箋の数が増えます。それが負担になる方も少なくありません。

仕事の量を増やせば報酬を増やせる

調剤の仕事に集中したい方もいるでしょう。それは悪いことではありませんが、他の仕事も始めれば、自分の報酬を上げられます。一番始めやすいのは管理の仕事です。管理薬剤師の名称で募集が行われています。

この仕事は調剤以外に管理の仕事も担当することになります。具体的には薬局の薬の管理や処方箋の管理などです。場所によっては、人事を担当することもあります。仕事の量が増えるので、当然報酬はアップします。楽ではありませんが、自分を成長させることができる仕事でもあります。

ドラッグストアのような他の領域の職場に移る必要はありません。ただし、自分の働いているところでその仕事の需要がなかったら、新しい職場を探す必要があります。

大幅アップを狙うのだったらドラッグストア

給料を大幅にアップさせたい方にお勧めなのは、ドラッグストアの仕事です。これを始めれば、病院の給料よりも高めの給料を手にすることができます。具体的には400万円台から500万円台に、さらに高くなって600万円台に報酬をもらえることもあります。

このように報酬が増えるのは、仕事の量が増えるからです。調剤だけではなく、接客も担当します。ドラッグストアには普通の人が多く来るので、その人たちの接客を担当します。その時に大切なことは、薬のことを分かりやすく説明することです。

店舗の人事を行うこともあります。調剤だけの仕事もあるのですが、それ以外の仕事も担当するポジションについた方が年収は上がります。店長になることができたら、1000万円台も夢ではありません。

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