2019年01月09日
薬剤師の働き方の1つに、出向があります。いわゆる派遣です。出向には様々なメリットがありますが、その1つは勤務時間です。正社員などの働き方と違って、残業するかどうかは働く本人が選べるメリットがあります。
ドラッグストアや薬局で働いている方々は、たまに残業を命じられる事もあります。正社員という働き方ですと、会社から残業を命じられた時は、基本的には断る事はできません。ですが上述の出向という働き方は、残業は義務ではありません。
何らかの理由がある時には、残業を断る事もできます。正社員として働いている方々は、たまにストレスを抱えている事があります。労働時間が長引いてしまいますと、体力的な負担も大きくなってしまうからです。残業を断る事ができなければ、ストレスも大きくなりかねません。
しかし出向という働き方なら、残業するかどうかは選べますから、労働する時間を短く調整する事もできます。それは、出向という働き方の魅力の1つです。
ところで出向という働き方での求人を見てみますと、時短勤務の募集広告を見かける機会も比較的多いです。現にある薬局の場合は、9時から12時半という時間帯で働ける人材を募集しています。正社員という働き方ですと、その3時間半勤務になるケースはほぼありません。
正社員ですと、1日8時間勤務が原則になるからです。比較的短時間で働けるのは、出向という働き方の魅力の1つです。また薬局によっては、かなり特殊な勤務時間の求人を出している事があります。現にあるドラッグストアの場合は、早朝6時頃から昼の15時という時間帯の募集広告を出しています。
やや特殊な勤務地になる都合上、朝早くから働く勤務シフトになっている訳です。ですから出向という働き方は、時短勤務や早朝勤務が可能です。
また出向という働き方ですと、勤務する時間帯を選べるケースがあります。というのも勤務先のシフトは、とても多彩です。勤務先によっては、複数の勤務シフトを用意している事があります。例えば朝から夕方まで働くシフトと、昼頃から夜まで働くシフトと、早朝からお昼頃までのシフトといった具合です。
出向という働き方なら、その複数のシフトから自由に選べるケースがあります。しかし正社員の場合は、そもそもシフト勤務になっていない事も多いので、働く時間帯は選べません。
勤務時間のシフトを選べるのも、出向という働き方の魅力の1つです。