森下の万能薬剤師の転職リポート

2018年12月17日

キャリアのある人は新しい職場で好条件で働きやすい

薬剤師は社会的にニーズの高い専門職として評価されていることから、病院や調剤薬局などの勤務を経て、新しい仕事を求めて転職を希望する有資格者も多くいます。また、一定のキャリアの人が好条件で働ける職場も少なくないため、同じ職場で働き続けたい場合には、待遇や仕事の内容などにこだわって求人探しをすることがおすすめです。

病棟勤務なら医薬品に関する専門知識を活かしやすい

薬剤師が転職先に病棟勤務を選ぶ場合には、様々な種類の医薬品に関する専門知識を活かしやすく、採用後にスムーズに業務に慣れることができます。特に、様々な疾患を抱えている患者が入院している総合病院や大学病院などの規模の大きな病院においては、熟練の医療スタッフの採用活動が活発に行われているところも多くあります。

そこで、少しでも過去の実務経験を役立てるにあたり、日ごろから気になる病院の求人募集の状況をチェックしてみると良いでしょう。また、病棟勤務のスタッフに求められるキャリアや能力については、それぞれの病院の診療方針や患者の人数、病状などに大きく左右されます。

そのため、就職活動中に各地の病院の見学をしたり、実際に病棟で働いている人から話を聞いたりすることがおすすめです。

調剤薬局は体力に自信のない人も安心して働ける

調剤薬局の薬剤師の仕事は、昼間の時間帯が中心となるため、夜勤や宿直などに抵抗のある人でも無理なく働くことができます。また、スタッフの身体の負担を軽くするため、勤務時間中に適度に休憩を取れるようにしたり、子育てや介護中のスタッフを対象に時短勤務を認めたりするところも増えています。

そこで、働きがいのある調剤薬局に転職をしたい時には、自分自身の経験をしっかりと評価してくれる職場を選ぶのはもちろん、内定後の主な仕事の内容についてよく調べておくことが肝心です。

また、スタッフの人数が少ない職場に勤める場合には、残業を任されたり、仕事量が多くなったりする傾向があるため、面接の際に担当者と相談をしてみましょう。

製薬会社は学歴や職歴に自信のある人におすすめ

製薬会社の研究開発職や営業職などは、学歴や職歴に自信のある人にとって、理想的な職種として捉えられることがあります。特に、成果主義の評価システムが採用されている外資系の製薬会社においては、自分自身のキャリアに合った働き方を選べるところがたくさんあるため、余裕を持って自分に向いている職種を探してみると良いでしょう。

また、長期的に業務の合間を縫って、スキルアップを図ることができる環境が整っている職場を見つけることも大切です。

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