森下の万能薬剤師の転職リポート

2018年09月28日

自分のスキルや体力、家庭の事情を考慮する

薬剤師の主な仕事は処方箋に基づいた調剤です。これを正確に時間をかけないで行う必要があります。そのためにはある程度の経験が必要になります。しかし、担当する数が多すぎると負担が大きくなってストレスが増えることがあります。

職場によって数が異なっていることを把握する

いろいろな種類の職場があって、その中から自分に合ったものを選んで働くことができます。一般的なものは、調剤薬局の勤務でしょう。この職場の場合は自分が担当する数は極端に多くないこともあります。しかし、門前薬局の場合は担当の数が多くなることがあります。

このような職場で働こうとするときは、事前によく考えるようにしましょう。数をこなせばスキルは上がりますし、給料も高くなるでしょう。しかしストレスは強くなります。お金が全てではありません。家庭や自分の趣味など他にも大事にした方が良いことはあります。

無理なく働きたい場合は、自分の割り当てが少ない職場を選んだ方が、後で後悔する必要はありません。ポイントはどこに重点を置くかになります。

必ず枚数を確認してから入職する

転職する場合や就職をする場合は、自分が担当する処方箋の数を必ず確認しましょう。募集要項にそれは記載されています。曖昧に記載されている場合は、電話をしてたずねる必要があります。

それでもはっきりしたことが聞けない場合は、その職場は避けた方が無難です。40枚が上限とされています。これよりやや少ない方が働きやすいです。この数を少なくして、人材を集めようとしているところもあります。その場合も、内容を確認してから応募するようにしましょう。

ただし、働き始めた頃から少ない枚数しか担当しなければ、スキルは落ちてしまいます。その点は注意しなければなりません。もしスキルアップを目指すのであれば、40枚程度の所を選ぶ必要があります。

人間関係にも注意して職場を探す

自分の担当枚数と密接なつながりがあるのが、その職場の人間関係です。人間関係の良いところだったら、枚数が極端に変化することはありません。入職の時に示された数通りの枚数を担当することになるでしょう。患者さんが多い時などは、増えることもありますが、あくまではそれは一時的なことです。

しかし、人間関係の悪いところだったら、枚数が増える恐れがあります。どの職場にも長い間そこで働いている人がいます。ベテランは権力を握っていることがあり、自分の担当を新人に押し付けることがあるかもしれません。

これには注意しなければなりません。もちろんそんな人ばかりではなく、新人に丁寧に仕事を教えてくれて、公正な仕事をする人も多いです。人間関係を見極めてから申し込んでください。

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