森下の万能薬剤師の転職リポート

2018年09月19日

試験の難易度が高いが受かれば活躍の場は多い

薬剤師になるためには、大学6年間のカリキュラムを学びさらには年に1回行われる試験に合格することが必須です。男女関係なく働くことができることから比較的女性の多い職場ですし、働く職場は幅広く、結婚や出産を経てから再度働きにでるときも、比較的容易に職場を見つけることが可能です。

活躍の場は病院だけでなく幅広くある

薬剤師の活躍の場は病院だけはありません。薬局やドラッグストアさらには製薬会社など幅広く活躍することができます。病院などでは、患者さんに合った薬を医師の指示にしたがって調剤するだけでなく、ときには医師の指示が間違っていることを気づく必要もあります。

製薬会社では新しい薬を作ったり、薬だけでなく化粧品を作ったりしています。

どうすればなれるのか、進路はどうすればよいのか

薬剤師になるためには国家資格を取得することが絶対条件です。資格取得後につける仕事で大学に進学して取得することになります。薬学を学ぶことになりますが、国立だけでなく私立や公立と大学を選ぶことが可能です。

6年間勉学に励み、決められた過程を修了してから試験を受けることになります。もともと学ぶ年数は4年間でしたが、2006年の4月から入学した学生には6年制となり、課程を修了しないと試験を受けることができなくなっています。

試験は例年年1回で、3月に行われます。薬学の試験ですが、内容は幅広く、物理や薬理などから法規や制度など知識が求められます。医療系の試験の中でも難易度は高く、さらに受験する年によっても難易度が異なります。合格率は受験数の6〜8割ともいわれているため、合格率が高いイメージがありますが、実は大学側が試験を受ける人数を絞っています。大学によっては、大学独自で実施する試験に合格しないと国家試験を受験できないようになっています。試験は2日間の日程で行われますが範囲は幅広く6年間みっちり勉強をした人のみが合格できる見込みがあります。大学によっての合格率に差があります。合格率の差はどれだけ試験対策を行っているかも重要なポイントになってきます。カリキュラムだけでなく、対策をしっかり行っている大学ほど合格率が高めという傾向があります。

結婚や出産をしたあとでも仕事を見つけやすい職業

一般的な人よりも職場を探すときに選択肢が多い職業です。仕事内容は働く職場にもよりますが、調剤薬局で働く場合には調剤がメインとなってきます。医師が処方した薬を調合していきますが、指示したとおりの量で作りあげるだけでなく、医師が間違って処方していないかのチェックも必要です。

患者さんからの薬へのアドバイスも大切な仕事です。入院患者を受け入れている病院で働く場合には、薬だけでなく注射や点滴などなものを調整・準備をしていきます。最近はチームを組んで医療を行っていく病院も増えています。

医師や看護師、栄養士などとチームを組んで、より多くの患者さんを救うためにチームを組んでいます。民間の製薬会社や大学にて新薬を研究する人たちもいます。まだ世に出ていない薬を研究し、治せない病気ではなく完治ができる病気へと目指しています。研究職だけでなく製薬会社には自社の薬を病院へ情報を提供する仕事もあります。MRという職種ですが幅広い人がなれる職業ですが、幅広い薬への知識が必要となるため活躍することが可能です。ドラッグストアでも働くことが可能です。試験に合格していることによって社員としても給料が一般的な人よりも高額なだけでなく、アルバイトとして働いても時給通常よりも高額です。ドラッグストアであればさまざまな場所で展開していることから、結婚や出産を経ても比較的容易に仕事を就けることができます。

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