森下の万能薬剤師の転職リポート

2018年05月11日

患者の重複を防ぐのも大きな業務の1つだから

この業務を行う人は単に市販の一般用医薬品などを売れば良いだけでなく、医療用の医薬品の提供も必要あれば提供しなければなりません。しかしそのときに要求されるのは患者の複数の服用してる薬と症状に対してどう対応できるかとなります。

患者に最適な医療用の医薬品を提供することだが

薬剤師の半数程度はドラッグストアや個人としての調剤薬局が約5割ほど、その次に病院勤務の人が約2割ほどなので合計して約7割程度の人が薬を買い求めようとするお客さんの接客業務を担当していることとなります。そこでの仕事の基本は医者の診断書である処方箋に従って患者に最適な医療用医薬品を提供することです。

その医療用医薬品は既に完成されてる既製品もありますが、既製品で間に合わない場合は調合してオリジナルの薬を作り上げたりすることも必要になります。しかしドラッグストアや調剤薬局ではすべての薬を用意できてるわけではありません。

もしなければ1円にならなくても他店に照会するなどして案内をするのも大切な業務の1つになります。

複数の症状をもつ患者に要求されることは

しかし薬剤師の仕事は単に医者の処方箋に従って医療用医薬品を提供し、他に店にある薬とは関係なさそうなモノを売るだけで良いわけではありません。近年になって重要視されてることの1つが薬の飲み合わせがあります。

これは患者が高齢になるなどして複数の症状に悩まされるようになると、いろんな病院やクリニックのお世話になる確率が高くなります。そうすると当然いろんな薬をそれぞれの医者から提供されることになります。

しかしそれら複数の薬を飲んでると、薬の組み合わせ次第では副作用が生じる可能性もあります。また同じ薬が重複して提供されてる可能性もあり、そうなると効き目が強すぎてしまう懸念もあります。

お薬手帳の提示でいろんな問題解決に貢献

しかし患者さんがお薬手帳を所持していて、そこにすべての薬の情報を記入していると、薬の使用に問題がないかを把握することができます。実際に具合が悪いと言ってきた患者の詳細を訊くなどし、医者に詳細を尋ねるなどして問題解決に至った事例もあります。

もしお薬手帳がなければそれぞれの医療機関で提供された薬に関しての情報、症状に対しての情報がないのでそれ以上薬の飲み合わせなどに対応できないままとなります。さらに薬剤師さんは地震災害など緊急医療支援の場でも活動しています。

お薬手帳や携帯電話やスマホに薬の写真や型番などの情報があれば、その情報を頼りに患者が求めていた医療用医薬品を探し出すことができるようになります。

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