森下の万能薬剤師の転職リポート

2018年04月13日

資格を活かせる働き先を見つけるために

同じ薬を扱える資格を必要とする仕事でも、やりがいや職場の雰囲気、給与の額など様々な点で異なります。満足できる転職先を見つけるには、これらの違いについて十分に比較し、自分が希望しているところを見つけることが大切です。

スキルアップできる働き先を見つける

薬剤師としてスキルアップできる職場を選ぶようにすると、自分の市場での価値を高めることができます。転職のしやすさで言えば、病院の近くにある調剤薬局などがいいかもしれません。しかし調剤薬局は仕事の内容が基本的であることが多く、言ってみれば誰でもできてしまうものです。

これでは自身のスキルアップはあまり期待できず、選び方としても良くありません。逆に新薬を作る製薬会社で働くことができれば、薬に関する知識をブラッシュアップできる上、新しい技術にも常に触れることができます。

スキルアップも速くなり、短期間で薬を扱う人間としての市場価値が高まることでしょう。簡単にこなせる求人を選ぶより、厳しい環境に身を置くのが良い選び方と言えます。

どうせ働くなら年収アップが期待できる企業へ

長年勉強してようやく薬剤師になったといっても、得られる年収は人それぞれです。こうした違いは働いている企業の影響を受けることも多く、選び方を間違うと取り返しのつかないことになります。そこで働き先を変える際には、企業の成長性を調べることをおすすめします。

持続的に成長できている企業であれば、年収も上がっていくと予想できるからです。企業が公開している情報には、売上高や利益率、新しい事業への取り組み具合など様々な項目が掲載されています。それらを比較することで、入社するのに値する会社であるかどうかが判断できます。

合わせて、企業の評判なども調べておきましょう。特に社内からの評判が良い企業なら、安定して働けるので最適です。

やりがいのある仕事内容を選んで長続きさせる

働く先を変えても成功するかどうかは、やりがいのある仕事を選べるかでほぼ決まってきます。働く目的は給料をもらうこととはいえ、つまらない仕事では長続きしません。

自分がやりがいを感じられる企業なら、楽しみながら取り組めるはずです。薬剤師の転職先としては、薬局や病院、製薬会社などがあげられます。他にも卸売販売業者や行政に属した働き方もあります。これらの中で、働きがいを感じられるかどうか考えるのが賢い方法です。

薬局であれば直接人と触れ合う機会が多く、接客が好きな人に向いています。一方で製薬会社は研究に励む時間が多く、薬学の知識をさらに極めたいという人に最適です。やりたい仕事をさせてもらえるか、自分の性格や関心などと相談してから応募するようにしましょう。

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