森下の万能薬剤師の転職リポート

2018年02月23日

日本以外で働くために必要なこと

薬剤師として海外で仕事をしたいと考える人も少なからずいます。しかし、日本以外で本当に働けるのか、何が必要なのかを知らない人も多くいます。そのため、あらかじめ理解しておくと非常に便利です。まず、外国ではどのような仕事があるのかというと、多くの場合が日系の病院やクリニックの院内薬局で仕事をすることです。

日本語で薬の説明を受けられることがとてもメリットに感じる患者さんが多いため、需要のある場所だと言えます。また、ドラッグストアでも当然働くことができ、日本人が多く生活している地域だとより需要があります。次に外国語が堪能な方の場合は、製薬会社や化粧品会社などで仕事をすることも可能になります。

仕事内容は営業やマーケティングリサーチ、新製品開発など多岐に渡ります。こうした仕事は自分のやりがいにもつながりやすいので、何か新しい仕事をしてみたいと思えばこうした職種を選択するのも一つの手だと考えられます。

次に、外国で働くためには資格を取り直す必要があります。この点は国によって違うというような差はなく、日本の資格は使用できない決まりになっているので当該国の薬科大学で学び、卒業後に取得するという方法をとります。

ただ、この方法は時間や費用が高いことがデメリットと考えられています。次に当然、語学力も必要になってきます。基本的に英語とはなりますが、就業地によって必要とされる言語は変わってきます。どちらにせよ、業務に支障がないレベルの読み書き、そして会話のスキルが不可欠になります。

また、患者さんと接する職種であれば、一般的な医薬品の商品名なども理解している必要があるので、勉強をある程度してから仕事探しをするようにしてください。

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